本間元康講師らが日本心理学会優秀発表賞を受賞

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本間元康講師(医学部生理学講座生体調節機能学部門)らが発表した研究が、日本心理学会第87回大会(2023年9月15日~17日:神戸国際会議場・神戸国際展示場およびWEBのハイブリッド開催)において、学術大会優秀発表賞を受賞しました。
今大会では、一般研究発表(ポスター発表)1,027件のうち、審査対象となる685件について役員・代議員による審査が行われ、特別優秀発表賞12件、優秀発表賞28件が選定されました。
 
発表題目:呼吸リズムは自己所有感の再構成を促進する
受  賞  者:本間 元康(医学部生理学講座生体調節機能学部門 講師)
     小菅 美玖(医学部内科学講座呼吸器アレルギー内科学部門 助教)
     政岡 ゆり(医学部生理学講座生体調節機能学部門 准教授)
     小菅 将太(医学部内科学講座脳神経内科学部門 助教)
     中山 桃歌(電通ラボ東京)
     上條 翔太郎(薬学部基礎医療薬学講座生理学部門 講師)
     鹿間 裕介(昭和大学 特任教授)
     泉﨑 雅彦(医学部生理学講座生体調節機能学部門 教授)
参照論文:https://www.nature.com/articles/s41598-023-28158-2 

本間元康講師のコメント

この度は多くの研究者のお力添えのおかげで本賞を頂くことができました。この研究は呼吸リズムとマネキンの手の運動を時間同期させ、そのマネキンの手を見続けると、あたかもマネキンの手が自分の手のように感じやすくなるという現象を報告したものです。臨床応用として、義手に違和感を持つ患者さんに適用していければと考えております。この賞をはずみに研究を前進させていきたいと思います。


本間先生サムネ横本間元康講師
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