昭和大学メディカルデザイン研究所開所式を挙行しました

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5月27日、昭和大学横浜キャンパスにて、昭和大学メディカルデザイン研究所開所式を執り行いました。
同研究所は、昭和大学と多摩美術大学で教授を務める安次富隆所長のリーダーシップのもと、両大学に蓄積された知恵と経験を活用することで「医術と美術の連携による医療現場のQOLの向上」に資することを目的として設立されました。
開所式には、本学の関係者および多摩美術大学の関係者が出席しました。
冒頭、学校法人昭和大学 小口勝司理事長は「お互いに持っているものを出し合えば新しい文化を創造できるのではないかと思い、本学の研究所として創設しました。両大学が協力して運用できればと思っています。それは、新しい大学の在り方の志向になるのではないかと思います。今後の研究所の発展を強く願います」と挨拶しました。また、昭和大学久光正学長は「本学では職種を越えたチーム医療教育が実践され、成果を上げています。両校の知恵、技術を組み合わせ新たな研究分野の可能性を模索し、患者・医療従事者にとってより良いデザインが生まれる、このスタートに皆が期待しています」と、この研究所への思いを述べました。多摩美術大学 内藤廣学長からは「医療とデザインが手を結び合い、新しい未来を切り開くのは初めての取り組みです。必然の課題にいよいよ取り組めることは大変な刺激になります。新しい領域を切り開く努力をしてまいりたい」との挨拶がありました。
安次富所長による研究所の説明では「昭和大学においては医療の分野を専門とする方々が教育・研究・診療に取り組んでいますが、飲みやすい錠剤形状の研究や、医療技術習得に関する教育プログラムの構築など、ご自分では気づかないうちにデザインを行っています。今後、医療とデザインの専門性の融合と相乗効果により、新しい価値を生み出していきたい」と抱負を述べました。
引き続き行われた交流会では、今後の同研究所の活躍を祈念して、横浜自然教育園で収穫したウメが原料の「梅ジュース」で乾杯し、盛会となりました。
 
※学校法人昭和大学と学校法人多摩美術大学は包括連携協定を締結しています。
※令和6年4月1日、昭和大学は、クロスアポイントメント制度により多摩美術大学プロダクトデザイン専攻 安次富隆教授を昭和大学メディカルデザイン研究所 教授として採用しました。

IMD_001学校法人昭和大学 小口勝司理事長の挨拶
IMD_002昭和大学 久光正学長の挨拶
IMD_003多摩美術大学 内藤廣学長の挨拶
IMD_004安次富所長による研究所の紹介
IMD_007交流会:安次富所長による乾杯
IMD_008交流会の様子
IMD_009交流会の様子
IMD_011昭和大学メディカルデザイン研究所(IMD)のロゴ