薬学部6年松永優花さんが日本薬学会第144年会で学生優秀発表賞を受賞
受賞・表彰#薬学研究科
日本薬学会は、薬学研究に携わる多くの研究者や医療人、教育者が集い、最新の研究成果を発表するとともに、薬学教育のあり方を議論することで、未来への持続可能なイノベーションを起こす機会を作っています。
松永優花さんのコメント
この度は、日本薬学会第144年会において学生優秀発表賞という素晴らしい賞を頂き、大変光栄に存じます。
腸内細菌が免疫チェックポイント阻害薬の有効性に関与していることが示されており、難治性がんや既存の抗がん剤では不十分ながんに対する新たな治療法として、便移植療法が期待されています。現在、便移植は大腸内視鏡下で肛門より糞便を移植する方法で実施されていますが、移植便の長期定着が困難なため、繰り返し移植が求められ、患者に負担がかかります。本研究では、便の大腸デリバリーカプセル化により、負担が少ない経口製剤の開発を行いました。
初めての学会発表ということで、当日は大変緊張しました。しかし、本研究に興味を持って下さった方々との質疑応答を通し、新たな学びを多く得ることができました。この経験を糧に、今後の研究活動に励みたいと思います。
最後になりますが、日頃よりご指導を頂いております薬学部基礎医療薬学講座薬剤学部門の中村明弘教授、原田努准教授をはじめ、臨床薬理研究所臨床免疫腫瘍学部門の吉村清教授、倉増敦朗教授にこの場をお借りして深く御礼申し上げます。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
腸内細菌が免疫チェックポイント阻害薬の有効性に関与していることが示されており、難治性がんや既存の抗がん剤では不十分ながんに対する新たな治療法として、便移植療法が期待されています。現在、便移植は大腸内視鏡下で肛門より糞便を移植する方法で実施されていますが、移植便の長期定着が困難なため、繰り返し移植が求められ、患者に負担がかかります。本研究では、便の大腸デリバリーカプセル化により、負担が少ない経口製剤の開発を行いました。
初めての学会発表ということで、当日は大変緊張しました。しかし、本研究に興味を持って下さった方々との質疑応答を通し、新たな学びを多く得ることができました。この経験を糧に、今後の研究活動に励みたいと思います。
最後になりますが、日頃よりご指導を頂いております薬学部基礎医療薬学講座薬剤学部門の中村明弘教授、原田努准教授をはじめ、臨床薬理研究所臨床免疫腫瘍学部門の吉村清教授、倉増敦朗教授にこの場をお借りして深く御礼申し上げます。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
