薬学研究科1年の本沢駿弥さん、薬学部4年の田中萌さんがフォーラム2024:衛生薬学・環境トキシコロジーにて実行委員長賞を受賞
受賞・表彰#薬学部#薬学研究科
同フォーラムは、日本薬学会の環境・衛生部会による学術年会であり、疾病予防や健康維持・増進に関する学術・研究の推進に目標を置き、関連する基礎および応用分野の研究者の研究発表、知織の交換ならびに研究者の連携の場を提供することを目的としています。
本沢駿弥さんのコメント
この度は、フォーラム2024:衛生薬学・環境トキシコロジーにおいて、実行委員長賞という素晴らしい賞を頂き、大変光栄に存じます。本研究は、炎症反応制御におけるプロスタサイクリン合成酵素(PGIS)の機能解析ということで学部生の頃より研究を続けてまいりました。PGISは炎症反応に関与することが報告されており、当研究室においてもPGISが炎症反応に対して促進的に関与することをこれまで報告してきました。しかしながら、今回、促進とは逆に炎症反応において抑制的にPGISが関与することを発見しました。今後はさらに詳細な機能について解析を行うことで、これからの医療の発展に貢献できればと思っております。今回頂いた賞を糧にこれからも自己研鑽してまいります。
本研究遂行にあたり、日頃よりご指導いただいております原俊太郎教授、桑田浩准教授、落合翔助教をはじめ、薬学研究科衛生薬学分野の先生方にこの場をお借りして御礼申し上げます。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
田中萌さんのコメント
この度は、フォーラム2024:衛生薬学・環境トキシコロジーにて、実行委員長賞という素晴らしい賞を頂き大変光栄に存じます。本研究では、大腸がんをはじめとした発がんに対するACSL4の役割を明らかにすることを目的として、腸炎誘導大腸発がんモデルマウスを用い、フェロトーシスの観点から大腸がんにおけるACSL4の役割について検討しました。日本人の死因の上位である大腸がんに対して、今回の研究結果がいつか多くの患者さんを救うことにつながれば良いなと感じております。今回の経験を糧に、さらなる自己研鑽に努めてまいります。
本研究の遂行にあたり、日頃よりご指導を頂いております原俊太郎教授、桑田浩准教授、落合翔助教をはじめ、薬学部社会健康薬学講座衛生薬学部門の先生方にこの場をお借りして御礼申し上げます。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
