芳賀秀郷准教授が第22回日本口腔筋機能療法(MFT)学会学術大会で優秀発表賞を受賞

受賞・表彰#歯学部

芳賀秀郷准教授(歯学部歯科矯正学講座)が、第22回日本口腔筋機能療法(MFT)学会学術大会 (10月16日~17日:有楽町朝日ホール)において、演題名「MFTの定量的評価を目指した舌および歯列・口蓋の機能-形態解析」の発表を行い、優秀発表賞を受賞しました。
日本口腔筋機能療法学会は、口腔筋機能療法(MFT)に関する資質の向上、関連医学の進歩および社会の福祉と国民の健康増進に寄与することを目指しており、今年度は「MFTの基本を再考する」をテーマに掲げ、開催されました。

芳賀秀郷准教授のコメント

この度は、このような栄誉ある賞を賜り、誠に光栄に存じます。今回の発表では、口腔筋機能療法(MFT)の評価の定量化を目標にしております。またMFTは歯科医師のみならず、歯科衛生士との連携も重要な診療領域です。さらに今回は、企業との共同研究を通じ、新規開発した3次元計測テンプレート(特開2024-041065)にて解析を進めており、大学と企業、それぞれの強みを活かした産学連携である本研究が評価されたことは大変嬉しく感じます。
本研究は、これまで歯科臨床で蓄積された「形態(歯列模型)」と日常臨床で採得される「機能」を評価するデータを複合横断的に解析するものです。発展性に富んでおり、まだまだ課題も多々ありますが、社会実装を目指し進めていきたいと考えております。
引き続き研究に精進し、大学の研究促進と社会への貢献に尽力する所存です。改めて、日頃よりご指導、ご助力をいただいている統括研究推進センター(SURAC)の皆さま、関係者の皆さまおよび講座の先生方に心より御礼申し上げます。
サムネ3左から芳賀秀郷准教授、常盤肇大会長(常盤矯正歯科医院 院長)