歯学研究科4年の澁坂和大さんが第83回日本矯正歯科学会学術大会で学術大会優秀発表賞を受賞

受賞・表彰#歯学部

歯学研究科4年の澁坂和大さん (歯科矯正学専攻) が、第83回日本矯正歯科学会学術大会(10月29日~31日:パシフィコ横浜)において、演題名「空間トランスクリプトーム解析とシングルセル解析による変形性顎関節症の分子病態メカニズムの解明」の発表を行い、学術大会優秀発表賞を受賞しました。
日本矯正歯科学会は、歯科矯正学・矯正歯科臨床の進歩・発展を目的として、1926年に設立された日本を代表する歯科矯正学を専門とする学術団体です。今年度の学術大会は「矯正歯科治療における形態と機能の調和を目指して」というテーマで開催され、5,000人を超える参加者が集まりました。

【澁坂和大さんのコメント】

このたびは日本矯正歯科学会学術大会において学術大会優秀発表賞を賜り、大変光栄に存じます。
本研究は、過度の力学的ストレスや炎症性ストレス、関節円板の位置異常などによって誘発される変形性顎関節症 (TMJ-OA)の病態メカニズムの解明を目的にマウスモデルを用いて様々な解析を行った基礎研究になります。
今回の発表に際し、ご指導いただきました矢野文子講師(歯学部口腔生化学講座)、中納治久教授(歯学部歯科矯正学講座)、吉田寛講師(同)、岡田寛之先生(東京大学大学院医学研究科疾患生命工学センター臨床医工学部門)、寺島明日香先生(東京大学医学部附属病院 整形外科骨・軟骨再生医療講座)、金英寛先生(京都大学医生物学研究所生命システム研究部門)、鈴木穣先生(東京大学大学院新領域創成科学研究科 メディカル情報生命専攻)をはじめ、関係者の皆さまに心より御礼申し上げます。

サムネ(最終版)左から中納治久教授、澁坂和大さん
本文用サムネ1口演中の様子