令和7年歯学部白衣授与式を挙行しました
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同式は、今後約2年間の臨床実習に臨む新5年生を対象に、歯科医師を目指す者としての自覚を促し、心構えを新たにすることを目的に、毎年実施しています。
馬場一美歯学部長は告辞で、「白衣を着ることによって医療人としての責務・覚悟が求められるようになります。実習をする病院には多くの患者さんが先進性・専門性の高い高度な医療を希望されて来院されますが、患者さんの善意に甘えずにしっかりと勉強して、誇りをもって臨床実習に臨んでください。我々教職員も、皆さんにとって最も合理的で学びが多い臨床実習にできるよう、全力を尽くしていきたいと思います」と述べました。
告辞の後、81名一人ひとりに教育職員から白衣が授与され、学生たちはこれから始まる臨床実習への決意を新たにしました。
白衣授与の後は、久光正学長、槇宏太郎歯科病院長をはじめ、列席者からの祝辞があり、最後に臨床研修歯科医を代表して、岡野有里さんから講話がありました。
岡野さんは「皆さんに配られた白衣は、単なる実習着ではなく、医療従事者としての責任と使命を象徴するものです。そして、歯科医療は、口腔の健康を通して全身の健康に寄与する重要な分野であり、生活の質を向上させるための大切な知識と技術となります。今まで身につけてきた知識をアウトプットするだけでなく、様々な教科を融合させ、自ら考えることを忘れずに理解を深めていってください。失敗や苦労は、皆さんをより強く、より優れた歯科医師に育ててくれます。共に学び、至誠一貫を体現できる歯科医師となれるよう精進していきましょう」とエールを送り、学生たちは熱心に耳を傾けていました。
真新しい白衣を身につけた学生たちは、本学附属病院をはじめとする各施設で実習に取り組み、チーム医療の現場において研鑽を重ねていきます。






