佐藤裕二名誉教授が日本歯科医学会会長賞を受賞

受賞・表彰#歯学部

佐藤裕二名誉教授(歯学部口腔健康管理学講座口腔機能管理学部門)が日本歯科医学会第114回評議員会(2月18日:歯科医師会館)において日本歯科医学会会長賞(教育部門)を受賞しました。
同賞は歯科医学教育に30年以上従事し、歯科医学・医術の研究に成果を収めその向上に特に著しい功績があった方に贈られます。

佐藤裕二名誉教授のコメント】

このたび、日本歯科医学会会長賞という名誉ある賞をいただき、心より感謝申し上げます。本賞は研究・教育・地域医療の分野で顕著な功績を残した者に贈られる権威ある賞であり、今回、私は「教育」の分野で表彰いただきました。

昭和大学(現 昭和医科大学)に長年在籍し、教育委員長として教育改革に尽力してまいりました。学生の人間性を重視した教育を推進し、厳しくも実りある学びの場を提供できたことを誇りに思います。卒業式の謝恩会で表彰され、学生とステージで踊ったことは、今回の受賞に次ぐ喜びの一つでした。また、歯科医学教育学会では常任理事を務め、「歯科医学教育白書」の刊行に尽力し、歯科医学教育の発展に貢献できたことを嬉しく思います。日本歯科医学会では常任理事として活動し、歯科医療協議会ではタイムスタディを担当し、業務の効率化と質の向上に努めました。

この受賞は、私一人の力では決して成し得なかったものです。昭和医科大学、教育職員、スタッフ、学生の皆さま、また学会関係者、共同研究者、臨床現場のスタッフの方々に深く感謝申し上げます。 歯科医療は、人々の健康と生活の質を支える重要な分野です。この賞を励みに、今後も次世代の歯科医療の発展に微力ながら貢献してまいります。改めて、私を育ててくださった昭和医科大学に心より御礼申し上げます。

佐藤名誉教授左から佐藤名誉教授、住友雅人先生(日本歯科医学会会長)