赤川圭子講師が日本コミュニティファーマーシー協会第12回コミュニティファーマシーフォーラムにてアワードを受賞

受賞・表彰#薬学部

赤川圭子講師(薬学部社会健康薬学講座社会薬学部門)が、第12回コミュニティファーマシーフォーラム(7月27日:秋葉原コンペンションホール)において、ポスター発表演題名「超高齢社会における抗コリン薬の適正使用に向けた処方介入への取組み〜2030年を見据えた外来患者のポリファーマシー対策〜」で、コミュニティファーマシーフォーラムアワードを受賞しました。
 
受賞演題は、赤川講師が所属している昭和医科大学病院・東病院ポリファーマシーチームが取り組む「ポリファーマシー対策」の成果を研究としてまとめたものです(薬学部4年 村田悠人さんの『薬学研究入門』における研究課題)。
 
本研究では、抗コリン作用薬の投与が禁忌または慎重投与とされる「前立腺肥大」「認知症」「重症筋無力症」の疾患を有し、かつ抗コリン作用を有する薬が処方されている患者について、処方医に提案書を配布しました。
その結果、2020年10月〜2025年3月までに延べ554件の提案書を配布し、実際に45剤の減薬・変更が行われたことが報告されました。
 
本研究は、ポリファーマシーの可能性が高い処方を一定の基準で抽出することにより、医療の質の向上に寄与するものです。薬学部・大学病院・東病院が連携し、医療チームの一員として外来処方に対する薬学的支援を実践した点が、先進的な取組みとして高く評価されました。
 
※「昭和医科大学病院・東病院 ポリファーマシーチーム」メンバー
嶋村 弘史(大学病院薬剤部長、薬学部病院薬剤学講座 准教授)
百 賢二(統括薬剤部、薬学部病院薬剤学講座 准教授)
嶋村 久美子(東病院 薬剤師)
光本 英雄(烏山病院事務課、元大学病院事務課)
佐々木 忠徳(元統括薬剤部長)
赤川 圭子(薬学部社会健康薬学講座社会薬学部門 講師)
 

赤川圭子講師のコメント

ポリファーマシーチームは2018年の発足以来、医療現場における薬物療法の質の向上を目指し、地道な活動を積み重ねてまいりました。今回の抗コリン薬に関する取り組みは、ちょうどコロナ禍と重なり、多忙を極める中での実施となりましたが、「薬の適正使用を推進したい」という共通の志のもと、チーム一丸となって取り組んだ成果であると実感しております。このような活動が社会的に意義あるものとして評価されたことを、心より嬉しく思っております。また、ご多忙の中、私たちの提案にご理解とご協力を賜りました処方医の先生方に、深く感謝申し上げます。今後も、より良い薬物療法の実現に貢献できるよう、医療現場との連携を大切にしながら、歩みを進めてまいりたいと思っております。

01_から、百賢二准教授、嶋村弘史准教授、赤川圭子講師、嶋村久美子先生、村田悠人さん左から、百賢二准教授、嶋村弘史准教授、赤川圭子講師、嶋村久美子先生、村田悠斗さん
02_左から、赤川圭子講師、佐々木忠徳先生左から、赤川圭子講師、佐々木忠徳先生