赤川圭子講師が日本コミュニティファーマーシー協会第12回コミュニティファーマシーフォーラムにてアワードを受賞
受賞・表彰#薬学部
受賞演題は、赤川講師が所属している昭和医科大学病院・東病院ポリファーマシーチームが取り組む「ポリファーマシー対策」の成果を研究としてまとめたものです(薬学部4年 村田悠人さんの『薬学研究入門』における研究課題)。
本研究では、抗コリン作用薬の投与が禁忌または慎重投与とされる「前立腺肥大」「認知症」「重症筋無力症」の疾患を有し、かつ抗コリン作用を有する薬が処方されている患者について、処方医に提案書を配布しました。
その結果、2020年10月〜2025年3月までに延べ554件の提案書を配布し、実際に45剤の減薬・変更が行われたことが報告されました。
本研究は、ポリファーマシーの可能性が高い処方を一定の基準で抽出することにより、医療の質の向上に寄与するものです。薬学部・大学病院・東病院が連携し、医療チームの一員として外来処方に対する薬学的支援を実践した点が、先進的な取組みとして高く評価されました。
※「昭和医科大学病院・東病院 ポリファーマシーチーム」メンバー
嶋村 弘史(大学病院薬剤部長、薬学部病院薬剤学講座 准教授)
百 賢二(統括薬剤部、薬学部病院薬剤学講座 准教授)
嶋村 久美子(東病院 薬剤師)
光本 英雄(烏山病院事務課、元大学病院事務課)
佐々木 忠徳(元統括薬剤部長)
赤川 圭子(薬学部社会健康薬学講座社会薬学部門 講師)
【赤川圭子講師のコメント】
ポリファーマシーチームは2018年の発足以来、医療現場における薬物療法の質の向上を目指し、地道な活動を積み重ねてまいりました。今回の抗コリン薬に関する取り組みは、ちょうどコロナ禍と重なり、多忙を極める中での実施となりましたが、「薬の適正使用を推進したい」という共通の志のもと、チーム一丸となって取り組んだ成果であると実感しております。このような活動が社会的に意義あるものとして評価されたことを、心より嬉しく思っております。また、ご多忙の中、私たちの提案にご理解とご協力を賜りました処方医の先生方に、深く感謝申し上げます。今後も、より良い薬物療法の実現に貢献できるよう、医療現場との連携を大切にしながら、歩みを進めてまいりたいと思っております。
左から、百賢二准教授、嶋村弘史准教授、赤川圭子講師、嶋村久美子先生、村田悠斗さん
左から、赤川圭子講師、佐々木忠徳先生【関連リンク】
名称: 第12回コミュニティファーマシーフォーラム
名称: 第12回コミュニティファーマシーフォーラム