解剖学実習の見学をしました

お知らせ#学生生活

9月25日、1年次学生対象に、解剖学実習をしました。
解剖学実習の見学の意義は、解剖の実際を見学することで、人間の形態と機能について学びを深めることです。
学生は夏期休暇中、これまで講義で習った知識を深めるため、解剖の図解と機能をまとめることで自己学習を進めました。
また、授業では、事前学習として解剖学実習の意義を確認し、献体で学習させていただくという気持ちをもって見学に臨みました。
献体は、医学・歯学の大学における解剖学の教育・研究に役立たせるため、「より良い医師・歯科医師になるために、自分の身体を使って十分に勉強してください」という願いのもとご遺体を無条件・無報酬でご提供頂くことですが、学生は人体の解剖学の知識を習得すると同時に、この解剖学実習を通じ、一人ひとりが献体に対する感謝の気持ち・その期待に応える責任と自覚をもつという点で、心理面への教育にもつながっております。
日本の医療水準を更に高めるため、看護師を目指す学生たちにとって解剖学実習は貴重な授業となりますが、この見学は全ての看護学校で実施されるのではなく、本学が医学部附属看護学校であることで実施される本学ならではの貴重な授業です。

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