東日本大震災被災地入学者のための奨学金授与式を挙行しました
お知らせ#式典・行事
この奨学金は、高須克弥客員教授(高須クリニック院長)の篤志により平成24年度に創設された制度で、平成27年度からは大学がその精神を引き継いで実施しています。奨学生には1年次に奨学金と学生寮の寮費が給付されます。
式典は始めに東日本大震災の被害に遭われた方々へ黙祷を捧げ、小出良平学長が15人の学生一人一人に奨学金を授与しました。
奨学生代表の井上果南さん(1年生)は、被災してみんなでお互いを支え合った経験が看護師を目指すきっかけになったと語り、「自分の進学が経済的に親の負担となったり弟の進学に影響を与えたりするのではないかと心配になりましたが、昭和大学の奨学金制度が不安を大きく取り除いてくれました。お世話になった環境に恩返しできるよう日々の勉強や実習に励んでいきたい」と感謝の言葉を述べました。
また、昨年度の奨学生代表として渡部唯さん(2年生)は、御礼に続けて「学生生活を支えていただいたことをこれから先も決して忘れずに、至誠一貫・清楚な美に恥じない志を持ち続け、残りの学生生活をさらに充実したものにしていきたい」と抱負を述べました。





