第57回卒業式を挙行しました
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126名が卒業を迎え、小川良雄学校長から総代に卒業証書が授与されました。
続いて、小川良雄学校長は告辞で「3年前の春、新型コロナ感染症の影響で入学式が挙行できず、お会いすることができませんでした。オンラインを中心とした講義や感染対策を徹底した臨地実習など、厳しい環境で学び卒業できた皆さんはきっと素晴らしい看護師になるでしょう。この学び舎を巣立つ皆さんは、4月からチーム医療の重要な一員として、また患者さんにとっては最も身近な医療人として、至誠一貫・清楚な美を体現し、向き合う看護を実践してください。その先に必ず成長した自分を発見できるはずです。臨床現場での日々培った経験を、次の後輩指導に活かしてください。皆さんの将来が前途洋々となることをお祈りします」と述べ、卒業生の門出を祝福しました。
卒業生代表は答辞で3年間の学生生活を振り返り「コロナ禍の厳しい状況の中、オンライン講義の中でも先生や仲間との繋がりを感じる学修ができ、少人数での対面授業において看護技術の実践のために様々な工夫をしてくださったことに感謝いたします。病棟実習の最終日に『ありがとう、きっといい看護師さんになるよ』と笑いかけ握手をしてくれた患者さんは今でも心の支えです。卒業後はそれぞれの進路で医療従事者として社会的責務を果たす中、厳しく困難な壁にぶつかることもあるでしょう。しかし、私たちには共に支え合い困難を乗り越える57回生の仲間がいます。チーム医療の一員としての役割を果たし、患者さんとそのご家族の人生に正面から向き合い、寄り添っていくことを誓います。そして医療従事者としてより一層の努力を継続します」と決意を表しました。
このほか、式典では、小口勝司理事長、久光正学長、小風暁医学部長からの祝辞や在学中に学業・人物ともに優秀であった卒業生に贈られる鈴木モヨ賞、石井満賞、そして昭桜会賞の授与も行われました。





