耳鼻咽喉科 助教(横浜市北部病院)


募集人員若干名
身分助教
応募資格専攻医プログラム対象外の医師
勤務場所横浜市北部病院
耳鼻咽喉科
診療科の特色当科の理念は、「耳鼻咽喉科疾患の治療のみならず疾病予防に努める」であり、治療を行うと同時に全ての受診患者さんに生活指導を行っています。
取り扱う主な疾患と症例数など以下の通りです。

(1)頭頸部腫瘍
初診時に病理組織検査、細胞診を行い早期確定診断、早期治療を目標としています。治療は放射線治療、化学療法、手術療法などが基本的治療であり、腫瘍の進展度、全身状態に応じて選択します。機能温存、QOL維持を考慮し外科治療は適応を充分検討して施行しています。開院後2015年時点での頭頸部悪性腫瘍患者総数は、920名です。(口腔・舌癌108名、咽頭癌200名 甲状腺癌177名 喉頭癌114名 悪性リンパ腫159名 鼻・副鼻腔癌43名 唾液腺癌38名 聴器癌9名 食道癌50名 原発不明癌22名)
緩和医療目的の患者の受け入れも適宜行っています。

(2)甲状腺、副甲状腺疾患
甲状腺専門外来(毎週月曜)を主軸に手術症例も650例以上行われています。特に副甲状腺手術症例は多く、二次性副甲状腺機能亢進症(SHPT)に対するPTx研究会(PSSJ)に所属し、国内105施設と連携し本邦における副甲状腺摘出術症例を集積し研究しています。

(3)副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎
重症度判定の後、内視鏡下鼻内手術、薬物療法等で治療を行います。アレルギー性鼻炎に対してはレーザー手術を施行しています。

(4)難聴
慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎に対して鼓室形成術を行っています。
急性難聴に対しては、ステロイドホルモン剤・抗ウイルス剤を中心とした点滴内服治療を行っています。補聴器の相談も補聴器専門外来による対応が可能です。
タバコ煙は、難聴発生の原因となり、小児の反復性中耳炎の原因にもなります。
患者さんとその御家族には禁煙指導・禁煙治療を行っています。
また聴覚障害者認定を行っています。

(5)禁煙外来
頭頸部癌の多くは喫煙が原因となっています。H18年日本頭頸部癌学会の禁煙節酒宣言をうけ、当科では(小児受診患者の親も含め)全受診患者に喫煙の有無を確認し、喫煙者には禁煙指導を行っています。H21年4月よりニコチン依存症患者に対する禁煙指導・禁煙支援を専門外来にて行っています。既に300名に治療を行い成功率は70%です。
給与
  • 本学規程により決定いたします。
  • 住居手当、扶養手当、通勤手当、時間外診療手当、当直手当 有
  • 賞与:年2回(7月、12月)
  • 年収(概算見込額):卒後8年目 600万円
社会保険私学共済保険(健康保険)、私学共済年金(年金)、雇用保険、労災保険
福利厚生昭和大学厚生資金貸付制度
私学事業団共済事業貸付制度
リゾートトラスト、ベネフィットワンの優待利用施設
応募書類
募集期間随時
選考方法書類選考、面接
お問い合わせ先昭和大学人事部人事課 医師採用担当
TEL : 03-3784-8013(直通)
受付時間:平日8:30~17:00
Mail : jinji@ofc.showa-u.ac.jp
※ご応募希望の方はお問合わせ先までご連絡ください。