医療系学生の社会貢献を総合的に支援するキャリア支援システム
文科省の学生支援推進プログラムに本学の取組が選定
平成21年度の文部科学省「大学教育・学生支援推進事業(学生支援推進プログラム)」について選定取組が決定され、本学が申請した取組『医療系学生の社会貢献を総合的に支援するキャリア支援システム』[事業推進責任者:久光正キャリア支援室長・医学部第一生理学教授]が選定されました。名称
医療系学生の社会貢献を総合的に支援するキャリア支援システム採択年度
平成21年度取組の概要
昭和医科大学は医学部・薬学部・歯学部・保健医療学部を有する医療系総合大学で、各学部合同の初年時全寮制度や学部横断型学習を通して将来のチーム医療に役立つ教育を行っています。しかし学生の進路指導、就職支援などは学部ごとに独立し、得られた求人情報は別々に掲示するなど個別的、受動的活動であったため、学生が選択できる情報量が限定されてきました。そこで、各学部学生が有用な情報を幅広く、かつ迅速に得られるようにし、希望する就職先により戦略的に就職できるよう大学全体を統括する就職支援システムを構築することといたしました。そのために、各学部の情報収集・就職支援の枠組みを取り払い、情報の共有と効率的な情報提供のためのホームページ活用システムを構築し、就職条件向上のために各種教育・実習を行い、施設・企業への積極的雇用開拓を行います。
本事業推進のためキャリア支援室を設置し、3年計画でより広範で活力ある就職支援システムを構築いたします。
目的
全体
本補助事業は、3年間で大学全体を統括する進路・就職支援システムの構築を図り、学生が建学の精神である「至誠一貫」を達成するにふさわしい、社会貢献の場を得られるようにすることを目的とします。建学の精神「至誠一貫」を卒業生の仕事を通して真に実現できるように、支援事業によって作り上げられた学生支援事業をキャリア支援活動の最重点事項として位置づけ、財政支援終了後も継続・発展させていきます。
本年度
本補助事業の本年度の目的は、学生が建学の精神である「至誠一貫」を達成するにふさわしい社会貢献の場に就職できることを達成するために、大学全体を統括する進路・就職支援システムの構築に着手いたします。さらに、キャリア教育講演会や公務員講座・就職ガイダンス等の実施、及び合同企業説明会等の開催により、学生に対するキャリア形成教育・進路指導・就職支援の強化を図ります。
本年度の補助事業実施計画
3年計画の初年度となる本年度は、在校生に対し各種支援事業を通じた教育・就職支援、HP求人情報掲載システムの整備、卒業生に対するキャリア支援事業の広報を重点的に行います。さらに、本年度実施する各種支援事業を検証し、次年度以降の支援事業の改善・発展に生かしていきます。本年度の補助事業の目的を達成するため、
- 9月 学生意識の調査
- 9月 キャリア支援室(学生閲覧室)の整備・充実
- 10月~11月 就職ガイダンス・セミナーの実施
- 10月 公務員講座の開催
- 11月 合同企業説明会の開催
- 11月 面接対策講習会の実施
- 12月 ホームページ・就職支援システムの更新
- 2月 進路ガイドブック作成