昭和大学病院業務改善推進計画

名称

昭和大学病院業務改善推進事業

期間

単年度(平成21年度)

目的

各職種における役割分担を明確にすることで業務改善を図り、各職種が本来業務に専念できる体制を構築することを目的とする。

1.医師・看護師と事務・看護補助者の役割分担
・診断書・診療録及び処方箋また主治医意見書代行作成、診察や検査の代行予約、他医療機関への返書代行作成
・ベッドメイキング
・患者の検査室等への移送
2.医師と助産師との役割分担
・既に開設している助産師外来を積極的に推奨することで医師の外来負担を軽減していく。
3.医師と看護師の役割分担
・看護師の静脈注射及び留置針によるルート確保の実施
・救急看護認定看護師による診療の優先順位判断
4.医師・看護師と他職種の役割分担
・患者・家族に対する説明にケースワーカー、クラークも入り、チームとして患者・家族との信頼関係を築いていく。
・採血・検査については、検査技師の適正配置や業務を見直すことで医師・看護師から検査技師へ移行できるようにする。
・薬剤の管理については、病棟担当薬剤師が各々の病棟で薬剤の管理やミキシングに積極的に参画し、医療安全の確保と医師・看護師の業務軽減に寄与していく。
・医療機器の管理については、臨床工学技士が積極的にかかわり、医療機器の計画的な保守・管理を行い、医療安全の確保と共に医師・看護師の業務軽減を図っていく。

これら、病院に勤務する従事者全体の業務を見直し、各職種が担うべき業務を改善していく。