地域医療に貢献する臨床指導薬剤師の育成

平成24年度 文部科学省「専門的看護師・薬剤師等医療人材養成事業」

設置者名 学校法人 昭和大学
プログラム名称: 地域医療に貢献する臨床指導薬剤師の育成~10年後の地域医療に貢献する"将来の薬剤師"育成プログラム~

目的

昭和大学の近隣地域で実務実習の指導を担う薬局・病院の薬剤師を対象として、地域医療に貢献できる高い臨床能力と指導力を併せ持つ指導薬剤師の育成を目的とします。

高い臨床能力と指導力 とは

高い臨床能力と指導力 とは、本学薬学部ではエビデンスレベルの高い医薬情報源を収集・評価・提供し適切な薬物療法を実践でき、患者情報を収集し副作用モニタリングやトリアージなどの疾患の鑑別、トリアージプランの立案能力と疾患への対処能力、患者や医療スタッフらとの十分なコミュニケーション能力と適切なリーダーシップ力を想定しています。

本プログラムの概要

本事業は、本学の薬・医・歯・保健医療学部と8附属病院および地域の薬局、診療所、訪問看護ステーション等の支援の下、大学の近隣地域で実務実習の指導を担う薬局・病院の指導薬剤師を対象として、在宅医療やセルフメディケーションなどを通じて地域医療に貢献するために
  1. チーム医療実践能力
  2. 薬学的管理力
  3. 臨床判断・トリアージ力
  4. ファシリテート実践能力
を求められながら、今までこれらの能力を習得する機会がなかった指導薬剤師を対象に、本学4学部と附属病院および地域の医療機関の人的・物的資源を活用し、学部教育で培ってきたチーム医療を体系的・段階的に学ぶ学習システムや電子ポートフォリオを用いた教育システムを基礎にして“病棟や在宅医療現場におけるチーム医療参加型研修”や“臨床判断能力や指導力向上研修”を通じ臨床能力と指導力を育成します【図1】・【図2】。

研修には随時、登録することができ、スタンプラリー方式でポイントを取得します。規定以上のポイントを取得し、最終プログラムの「学部横断型研修プログラム」を研修して修了となります。修了者には修了証を発行します。

対象

主に薬学部5年生実務実習等を指導する薬局および病院薬剤師

実施期間

平成24年9月1日から平成27年3月31日まで(プログラムの一部は継続して研修可能です)

研修・参加費

無料(平成27年度以降は一部有料の予定です)

参加申し込み

申し込みは終了しています。

お問い合わせ先

地域臨床薬剤師育成プログラム事務局(山本仁美)
TEL:03-3784-8142
FAX:03-3784-8576
Mail:p-cpt@pharm.showa-u.ac.jp

本事業の実施責任者

加藤裕久(昭和大学薬学部薬物療法学講座医薬情報解析学部門・教授)
TEL :03-3784-8408
Mail:yaskato@pharm.showa-u.ac.jp