ブレストセンター

診療体制

ブレストセンターは、2010年6月に昭和大学病院内に開設され、医系総合大学としてのメリットを最大限に活用し、関連各科と密接に連携した患者中心の医療を提供します。また、我が国における乳がん死ゼロを目指して、予防・検診医学の研究と実践にも努めます。

検診で乳がんが疑われた場合の鑑別診断、手術を中心とする初期治療、再発乳がんの治療を、腫瘍センター、緩和ケアセンターなどとの連携により「患者本位の医療」の理念に基づいて提供しています。
DSC01179(中村・ブレスト)_加工済センター長
中村 清吾

特色

ブレストセンター内には、マンモグラフィ2台、超音波検査装置3台(カラードップラー、エラストグラフィ対応)、骨塩量測定装置が設置され、専用の検査衣に着替えた後、一連の検査及び診察を効率よく受けることができ、必要に応じて、マンモトームやバコラ等の画像を元にした乳房組織生検も、センター内で行うことが可能です。予約制にてセカンドオピニオンや遺伝カウンセリングもお受けしています。毎週土曜日は目黒区乳癌検診ほか。

診療実績

外来患者数
2019年度
24,925名 初診 1,273名(総紹介患者 1,537名)
2020年度
19,396名 初診 934名
2021年度
19,397名 初診 978名
2022年度
19,454名 初診 936名
2023年度
21,215名 初診 967名
入院患者数
2019年度
延べ入院患者 745名(手術 637名、再発科学療法 117名)
2020年度
入院説明件数 647名
2021年度
入院説明件数 690名
2022年度 
入院説明件数 712名
2023年度
入院説明件数 753名
手術件数
2019年度
666件(悪性608件、良性58件)
   (全摘397件、温存203件、その他8件)
2020年度
526件(悪性484件、良性42件)
   (全摘312件、温存156件、その他16件)
2021年度
590件(悪性543件、良性47件)
   (全摘265件、温存265件、その他13件)
2022年度
521件(悪性472件、良性49件)
   (全摘316件、温存168件、その他13件)
2023年度
565件(悪性517件、良性49件)
   (全摘247件、温存175件、その他11件)

乳がんの治療について

日本乳癌学会では、乳がんの治療についてイラストを用いた説明動画を作成しています。下記の添付チラシからご覧ください.。
乳がん説明動画紹介チラシ

引用:一般社団法人日本乳癌学会