センター紹介

昭和大学病院・附属東病院のリハビリテーションを統括運営しています。リハビリテーション科医師の指導のもと、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が、疾患区分として脳血管・運動器・心大血管・呼吸器 ・がん・廃用症候群リハビリテーションを行っています。各分野ごとにリハビリテーション専門職以外の医療スタッフとも連携を密に取り、昭和大学が最も得意とするONE SHOWAチーム医療を実践しています。
DSC01344(笠井・リハ)_加工済センター長
笠井 史人

診療体制

リハビリテーション科医師と理学療法士・作業療法士・言語聴覚士、クラークで構成されており、院内すべての科の患者さんを対象としています。整形外科医師による運動器リハビリテーション処方、循環器内科医師による心臓リハビリテーション処方、形成外科医師による口唇口蓋裂言語リハビリテーションの処方も受けており、耳鼻咽喉科聴覚検査のサポート、その他多くの病院横断的チーム活動にスタッフが関わっています。

診療方針

急性期病院におけるリハビリテーションの最大の使命である、早期離床リハビリテーションを実践しています。大学病院の特徴として、医学部・保健医療学部の臨床教員も多く、エビデンスに基づく最先端医療を取り入れつつ、臨床研究を進めながら最善の医療を実践しています。

特徴的な診療領域

超早期リハビリテーションの介入として、救命救急センター・ICU・CCUチームリハビリテーションに重点を置いています。また術前から術者との綿密な連携で行われる、周術期リハビリテーション(整形外科・食道外科)にも力を入れています。また心臓リハビリテーションチーム、呼吸リハビリテーションチーム、骨髄移植リハビリテーションチーム、摂食嚥下リハビリテーションチームの活動も盛んです。

医療従事者の方へ

診療実績

昭和大学病院リハビリテーションセンターは2022年度 、理学療法5,400名、作業療法3,726名、言語療法1,222名、合計は10,348名 、診療科依頼からリハ開始まで平均0.51日、2日以内の介入開始は99.2%、退院時リハビリテーション指導1561件でした。リハビリテーション初期加算算定率が41.7%、早期加算率65.6%となっています。急性期病院としての使命を全うするべく、患者様にお待たせすることなく、速やかに、そして説明と同意のもと確実なリハビリテーション治療を提供することができた数字であると評価しています。