新しいくすりが誕生するまで

新しいくすりが誕生するまで

新しいくすりが誕生するまで

基礎研究

研究者たちが、植物や、化学物質、微生物などの中からくすりになりそうな物質を探します。この中からくすりとなる物質を見つけます。

非臨床試験

まず動物(ネズミ、ウサギ、イヌなど)で安全かどうか、効き目はあるのかどうかを調べます。

臨床試験(治験)

第1段階(第Ⅰ相)

少人数の健康な成人を対象に、安全かどうか調べます。また、くすりがどのくらいの時間で体の中に吸収されるか、そして排泄されるか調べます。

第2段階(第Ⅱ相)

少人数の患者さんを対象に、どれだけくすりの効果があるか(有効性)とどんな種類の副作用がどのくらい現れるか(安全性)、くすりの使い方(量・使う期間・使う間隔など)を調べます。

第3段階(第Ⅲ相)

安全性の確認が進み、多人数の患者さんを対象に、有効性、安全性、くすりの使い方の最終的な確認を行います。

承認審査

これまで行ってきた基礎研究から治験のデータ(皆さんが参加されたときの貴重なデータ)などをもとに厚生労働省(国)がくすりとして認めるかどうかが審査されます。

新薬誕生

審査をパスして初めて市場(薬局、病院)に出るのです。

第4段階(第Ⅳ相)製造後販売調査

厚生労働省(国)がくすりとして認めた後にも、もう一度安全性や効き目をチェックします。

実施中の治験

昭和大学歯科病院にて実施中の治験です。既に登録が終了している場合もあります。
詳しくは、担当の歯科医師または臨床研究支援室相談窓口までお問合せください。

お問い合わせ先
昭和大学歯科病院 臨床研究支援室(事務課管理係内)
〒145-8515 東京都大田区北千束2-1-1
TEL:03-3787-1151(内線306)
Mail:dh-ctrial@ofc.showa-u.ac.jp