呼吸ケアセンター

センター紹介

呼吸ケアセンターは、2018年(平成30年)4月に、睡眠医療センターと共に昭和大学病院附属東病院に新たに開設された部署となります。当センターのおもな対象疾患は、急性期を過ぎた慢性呼吸器疾患や肺炎の患者さんです。急性期治療を受けたのち、社会生活に復帰するためのリハビリや慢性管理の調整などを行います。また、慢性呼吸器疾患の集中リハビリや教育入院および在宅酸素導入にあたっての教育入院なども実施いたします。昨今では、新型コロナウイルス感染症が改善した後、後遺症によりリハビリおよび長期入院を余儀なくされるケースもございます。現代の医療ニーズに応えるべくきめ細かい医療を展開して行きたいと思っております。
DSC04635(田中)_加工済センター長
田中 明彦

診療体制

​呼吸器・アレルギー内科医師が中心となり、昭和大学病院の呼吸器センター、病棟看護師、リハビリスタッフ(PT:理学療法士、作業療法士:OT)と情報を共有し念密な連携を取りながら診療を進めていきます。薬物療法とリハビリを中心とした非薬物療法が診療の二本柱となります。また、入院中の患者さんの状況に併せて、医療連携スタッフと協力し退院後のプランを決定します。

診療方針

近年、慢性閉塞性肺疾患 (COPD) や間質性肺炎など慢性呼吸器疾患の患者が増え、感染などを契機に入院する症例が増加しております。また、高齢者を中心に肺炎の入院も依然として多い状況にあります。このような患者様に対して、医師・看護師・リハビリスタッフ・ケースワーカーがチームを形成し、筋力の維持及び回復、嚥下機能の改善、ADL(日常生活動作)の向上を目指して診療を行います。同時に、退院および転院調整などを行います。

主な対象疾患

  • 腫瘍(肺がん、気管腫瘍、肺良性腫瘍など)
  • 感染性疾患(肺炎 など)
  • 慢性閉塞性肺疾患 (COPD)
  • 間質性肺炎

スタッフ紹介

呼吸器ケアセンターのスタッフは呼吸器・アレルギー内科のスタッフが昭和大学病院と分かれて担当致しますので、昭和大学病院 呼吸器・アレルギー内科のスタッフ紹介を参照下さい。

医療従事者の方へ

診療実績

呼吸ケアセンターは呼吸器・アレルギー内科と連動して診療を行っておりますので、診療実績に関しては呼吸器・アレルギー内科の診療実績を参照ください。
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