網膜硝子体手術について

責任医師: 浅野泰彦(准教授) 友寄英士(講師)
当院では複数名の経験豊富な術者による網膜硝子体手術を積極的に行っています。
黄斑上膜、黄斑円孔、硝子体出血といった一般的な疾患だけでなく、裂孔原性網膜剥離、増殖型糖尿病網膜症、眼球破裂などの難症例に対しても良好な成績を収めています。
手術機器としては、25G(創口約0.5㎜)、27G(創口約0.4㎜)システムと広角観察システム(Resight®)を使用したMIVS(Minimally Invasive Vitreous Surgery:低侵襲硝子体手術)を基本として行っており、難症例に対しては必要に応じて眼内内視鏡を併用して手術を行うこともあります。
また、長時間の局所麻酔手術が不安な方や、術中の体動が心配な方に対しては麻酔科医師の協力の下、全身麻酔手術も積極的に行っております。入院期間は病状により様々ですが、4日から1週間程度です。

手術件数(網膜復位術も含む)
2023年 498件
2022年 575件
2021年 497件
2020年 564件
2019年 433件
図1
図2