病院長挨拶

鈴木センター長写真昭和医科大学藤が丘病院
病院長 鈴木 洋
新年度のご挨拶

新年度を迎え、日頃より昭和医科大学藤が丘病院の医療活動にご理解とご支援を賜り、心より御礼申し上げます。

当院では基本方針の一つとして、「大学病院として先進医療を提供する」ことを掲げております。近年、医療分野における技術革新は目覚ましく、当院においても消化器外科、産婦人科、泌尿器科における手術支援ロボット(ダビンチ)を用いた手術は、対象術式・手術件数ともに着実に拡大しております。さらに、循環器内科や脳神経外科のカテーテル治療においても新たな治療法の導入が進んでおります。
がん診療においては、地域がん診療連携拠点病院として、手術療法に加え、腫瘍セ
ンターを中心とした新規薬剤による薬物療法や、がんゲノム医療連携病院としての
ゲノム医療の推進など、先進的かつ包括的ながん治療に取り組んでおります。今後
も新しい医療技術を積極的に取り入れながら、患者さん本位の医療の実現を目指し
てまいります。

また、「病病・病診連携を推進し急性期医療に対応する」ことも重要な基本方針と
しております。当院は横浜市北部地域における地域医療支援病院として、かかりつ
け医の先生方との連携を強化し、患者さんを地域全体で支える「二人主治医制」を
一層推進してまいります。
加えて、救急医療においては、二次・三次救急に対応する救命救急センターを有し
、心臓ホットラインや脳卒中ホットラインを通じて24時間体制で重症患者を受け入
れております。横浜市内のみならず広域からの救急患者にも対応し、今後もその体
制のさらなる充実を図ってまいります。さらに、横浜市の災害拠点病院として、行
政や医師会と連携した防災訓練を継続的に実施しており、昨年度には救急医療セン
ターを有するB棟の耐震補強工事も完了いたしました。

当院は1975年7月の開院以来、地域の皆さまに支えられ、昨年50周年という節目を
迎えました。一方で、施設の老朽化への対応として建替え計画を進めております
。2025年12月には横浜市により藤が丘駅前地区の都市計画が決定され、土地区画整
理事業が認可されました。これにより、当院の建替えに加え、駅前ショッピングセ
ンターや交通広場の整備が進み、病院・駅前施設・公園が一体となった新たな地域
拠点の形成が期待されております。

また、昭和大学は昨年度より昭和医科大学へと校名を変更いたしました。医学部、
歯学部、薬学部、保健医療学部を擁する医系総合大学としての特色をより明確にし
、社会に貢献できる優れた医療人の育成に努めてまいります。

今後も藤が丘病院は、藤が丘リハビリテーション病院と一体となり、地域に根ざし
た医療の発展に貢献してまいります。引き続き、皆さまのご理解とご支援を賜りま
すようお願い申し上げます。



                                令和8年4月