病院長挨拶

鈴木センター長写真昭和医科大学藤が丘病院
病院長 鈴木 洋
令和7年4月1日付で昭和医科大学藤が丘病院病院長に就任いたしました鈴木 洋です。
私の専門は循環器内科であり、循環器救急医療を中心に診療を行いながら、前病院長である髙橋 寛先生のもとで6年間副院長を務めて参りました。

 昭和大学は2025年4月1日より昭和医科大学と校名変更をいたしました。医学部、歯学部、薬学部、保健医療学部を擁する医系総合大学であるということを校名からも発信し、社会に貢献できる優れた医療人を育成する大学として更なる発展を目指します。この様な節目の年に病院長を拝命し責任の重さを痛感しております。

藤が丘病院の重要な役割として、横浜市北部地域の地域医療支援病院としての機能があります。スムーズな患者の受け入れを実現し、一人の患者さんを当院とかかりつけ医の先生とで診療をする二人主治医制をより推進していきます。一方、当院は救急指定病院(2次、3次)として救命救急センターを開設しております。横浜市のみならず他地域からの重症患者を積極的に受け入れており、心臓ホットラインや脳卒中ホットラインも設け、24時間迅速な救急医療を提供できる体制を整えておりますが、今後さらなる充実を図ります。また、横浜市の災害拠点病院でもある当院は、発災時の拠点として毎年大規模な防災訓練を行政や医師会の方々のご協力を得て実施しており、現在は一部の病院建物の耐震補強工事も実施中です。

 藤が丘病院は、1975年7月に開院し今年で開院50周年を迎える節目の年ですが、老朽化が進み病院機能にも影響がではじめており建替え計画が進んでいます。現在、藤が丘駅前地区再整備基本計画のもとに、駅前施設・病院・公園が一体となった新たなまちづくり計画が進行しており、病院を含めた藤が丘駅前地区の活性化が期待されています。

 今後も藤が丘リハビリテーション病院と一体となり、職員一同とともに地域の医療の発展に貢献したいと思っておりますのでご協力をよろしくお願い致します。