内科学講座 血液内科学部門

講座紹介

当科は血液疾患全般とHIV感染症を担当しています。血液疾患の診断、治療は日進月歩で目覚しい発展をしてきています。当科では遺伝子診断などの最新の技術を駆使し診断レベルを高め、治療も患者さんごとに変更したテーラーメード医療を行っています。

血液疾患は感染症、出血傾向を合併しやすく、その為に死亡することもあります。その為に迅速な診断と適切な治療が必要になります。当科では難治性の貧血、分類の困難な異常細胞が末梢血に認められ紹介された患者さんは来院日に貧血の診断、異常細胞の帰属をできるだけ明らかにし治療方針を明確に立てています。また、原因不明のリンパ節腫大で来院された患者さんも早急に生検して診断をつけています。その診断過程においては病理医の積極的な関与が必要とされています。
当科では血液病理を専門としている第2病理学教室と合同カンファランスを頻回に開催し、お互いに意見を交換し、迅速に病理診断の結果をえて、治療を開始しています。血液病理の専門家が常勤として待機していることは昭和大学病院の特徴であり、他病院の血液内科よりも診断能力が高いという利点をもっています。

治療においてはインフォームドコンセントのもと抗癌剤の併用療法を施行し、必要があれば造血幹細胞移植を施行し良好な経過をえています。

講座員

教員(専任)

役職氏名name
診療科長・教授
服部 憲路Hattori Norimichi
講師柳沢 孝次Yanagisawa Kouji
助教・診療科長補佐川口 有紀子Kawaguchi Yukiko
助教荒井 奈々Arai Nana
助教藤原 峻
Fujiwara Shun
助教(病院直属)佐々木 陽平Sasaki Youhei
助教(医科)綿貫 めぐみWatanuki Megumi
大学院生島田 翔太郎Shimada Shotaro
内科専攻医上杉 由香Uesugi Yuka
大学院生岡村 玲子Okamura Reiko

研究生

大学院生: 2名