令和8年度 昭和医科大学入学式を挙行しました
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医学部130名、歯学部103名(うち編入生3名)、薬学部206名、保健医療学部170名(看護学科101名(うち編入生3名)・リハビリテーション学科理学療法学専攻42名・リハビリテーション学科作業療法学専攻27名)の合計609名が医療人としての第一歩を踏み出しました。
昭和医科大学管弦楽団による演奏で開式し、上條由美学長の告辞(別掲)に続き、小口勝司理事長は祝辞で「私たちは医療人を育てるための教育環境を整備してきました。1つ目が富士吉田の全寮制教育。他者との交流を通じて、医療人として必要なコミュニケーションスキルを獲得し、自分自身を深く見つめ理解するということを実践してください。2つ目が、2027年4月に開設予定の鷺沼キャンパス。全学部全員が同じ校舎で学ぶことは、『チーム医療』教育の一つとして非常に重要なことだと考えています。皆さんの人生において、本学での学生生活が大きな良い影響を与え、今までの経験とは異なる新しい変化が皆さんの心の中に起こることを願っています」と述べ、新入生に期待と歓迎の言葉を送りました。
続いて、昭和医科大学宣言を新入生代表の前田鈴さん(歯学部歯学科)の発声に合わせ、新入生および昭和医科大学関係者一同で唱和し、グリークラブ・OBOG有志一同で校歌を斉唱しました。
その後、新入生歓迎プログラムでは、在学生代表の2名が今後の寮生活やクラブ活動などについてユーモアを交えて歓迎の辞を語り、Medical All Stars Jazz Orchestra(MAS)の歓迎の演奏、応援指導部の新入生へのエールで和やかな雰囲気となりました。
最後に、学校法人昭和医科大学の内田樹理事による特別講演が行われました。
その後、新入生はバスに乗車して一路富士吉田キャンパスへ向かいました。
演奏:昭和医科大学管弦楽団
告辞:上條由美学長
祝辞:小口勝司理事長
昭和医科大学宣言
校歌斉唱
新入生歓迎プログラム:歓迎の辞
新入生歓迎プログラム:歓迎の演奏(Medical All Stars Jazz Orchestra)
新入生歓迎プログラム:新入生へのエール(応援指導部)
特別講演:内田樹理事
会場の様子
富士吉田行きのバスに向かう新入生
富士吉田行きのバスに向かう新入生
新入生の皆さん
新入生の皆さん
富士吉田行きのバスを見送る保護者
富士吉田行きのバスを見送る保護者
【上條 由美 学長 告辞】
新入生の皆さん、昭和医科大学へようこそ!ご入学おめでとうございます。また、今日まで皆さんの歩みを支えてこられたご家族の皆様に心よりお祝い申し上げます。
昭和医科大学は昭和3年に創設され、現在は医学部、歯学部、薬学部、保健医療学部の4学部からなる医系総合大学です。 皆さんが本日入学された本学には、私たちが決して忘れてはならない「原点」があります。それは今から約100年前、1923年9月1日の関東大震災にまで遡ります。 当時、震災によって壊滅的な被害を受けた東京では、医療提供体制が十分ではなく、多くの命が失われました。その惨状を目の当たりにし、「一刻も早く、次世代を担う医療人を育てなければならない」と、強い使命感を持って立ち上がったのが、本学の学祖・上條秀介です。 混乱の時代にあっても「誰かがやらなければならない」と奔走した学祖の情熱。この揺るぎない志から生まれたのが、本学の建学の精神である「至誠一貫」です。 「至誠一貫」とは、「至る」という字に「誠実」の「誠」、「一貫」して貫くと書きます。 いかなる困難な状況にあっても、相手の立場に立って、真心を尽くして医療・教育・研究に邁進することを意味します。 これから皆さんが進む先には、驚くような医療技術の進歩や、多様な価値観との出会いが待っています。その広大な学びの世界に、時に圧倒されることもあるかもしれません。 そんな時、知識や技術を得るだけでなく、「患者さんに寄り添う誠実な心」を育むことこそが、本学での学びの本質です。 本学が大切にしているもう一つの柱が「チーム医療」です。医療は、医師と看護師だけで完結するものではありません。薬剤師、リハビリテーションセラピスト、はもちろん、 検査技師、運営を支える事務職員。すべての専門職が、立場を越えて、互いを尊重して、 一人の患者さんに向き合います。 今日、この場には、学部や学科の異なる多くの仲間がいます。皆さんは、専門性は違えど「人々の健康のために」という共通の志を持った同志です。このキャンパスでの出会いを大切にし、互いに高め合える関係を築いてください。 その「チーム医療」の第一歩となるのが、これから皆さんが送る富士吉田での全寮制生活です。 ここで、単に知識を蓄えるだけではなく、異なる背景を持つ仲間と寝食を共にし、 語り合うことで、「他者を理解し、支え合う心」の土台を築いてください。 時にはぶつかり合うこともあるでしょう。この富士吉田で結ばれる強い絆こそが、将来、 皆さんが医療現場で困難に直面した時に、「折れない心の支え」となるはずです。 そして皆さんが2年次を迎える2027年、本学は新たな教育の拠点として「鷺沼キャンパス」を開設いたします。皆さんは、鷺沼キャンパスを初めて迎える学年です。 富士吉田で育んだ人間性という土台の上に、鷺沼では、いよいよ、より高度で緻密な専門知識と技術を積み上げていくことになります。 富士吉田で築く『人との絆』を土台にして、鷺沼で『確かな専門性』を積み上げていく。 この二つが合わさることで、皆さんは本学の精神である『至誠一貫』を体現する、真の医療人へと成長していくのです。変化を恐れず、常に高い志を持って、自らを磨き続けてください。
本学は再来年の2028年に「創立100周年」という大きな節目を迎えます。本日入学した皆さんは、この記念すべき瞬間を本学の一員として、共に祝福する特別な世代です 。皆さんが、富士吉田で仲間を見つけ、鷺沼キャンパスで専門性を磨いていく、その歩みこそが、「100周年」という輝かしい歴史の新しいページを刻むこととなります 。今日という日の決意を胸に、誇りを持って最初の一歩を踏み出してください 。
皆さんのこれからの成長と、昭和医科大学での日々が実り多きものになることを心より期待し、私の告辞といたします 。
令和8年4月10日
昭和医科大学 学長
上條 由美