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創剤学部門
「薬が苦くて飲めない」「錠剤が大きすぎる」といった、患者さんが直面する課題を製剤技術で解決するのが創剤学部門です。小児でも飲みやすい小型錠の設計や嚥下困難な方のための服薬支援など、臨床現場のニーズに応える研究を行っています。科学的エビデンスに基づき、「患者さんにやさしい薬」を形にすることで、より質の高い薬物治療の実現を目指しています。 特に、使える薬が限られている小児の「ドラッグラグ・ロス」解消は喫緊の課題です。本部門では、製剤設計技術と臨床研究を強力に融合させ、企業や医療現場との連携エコシステムを構築することで、本当に必要な薬を迅速に届けたいと考えています。
研究テーマ
1. 薬の「飲みやすさ」を科学する
子どもや高齢者が無理なく飲める錠剤や、味・においを改善する製剤技術を開発し、臨床現場での評価まで
一貫して行います。
2. 新しい治療の可能性を拓く
食物アレルギーの経口免疫療法や、腸内環境を整える糞便移植といった先進医療を製剤技術の力で支援し、
実用化を目指します。
3. 一人ひとりに合わせた薬物治療を実現する
患者さんの年齢、発達、嗜好などに合わせた「オーダーメイド製剤」の実現に向けた研究を進めます。
メンバー
役職 | 氏名 | name |
准教授(部門長) |
原田 努 |
Tsutomu Harada |
客員教授 | 石川 洋一 |
Yoichi Ishikawa |
客員教授 |
山本 栄一 |
Eiichi Yamamoto |
兼任講師 | 松本 崇弘
|
Takahiro Matsumoto |
兼任講師 | 後藤 則夫 |
Norio Goto |
兼任講師 | 池松 康乏 |
Yasuyuki Ikematsu |
兼任講師 | 石田 誠 |
Makoto Ishida |
部門メールアドレス | |
連絡先 | itech@pharm.showa-u.ac.jp |