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数字で見る診療や病院の実績
Ⅰ.臨床指標(クリニカルインディケーター)
臨床指標(クリニカルインディケーター)とは、病院の様々な臨床機能について適切な指標を用いて表したものです。Ⅱ.医療の質を示す指標(クオリティインディケーター:QI)
クオリティインディケーターとは、病院の機能や診療、サービスなどの"質"について、各部署で着目する指標(インディケーター)を設定し、取り組み前後や変化を数値で表したものです。各部署の改善状況や取り組みをみなさんにわかりやすく情報提供しています。Ⅲ.病院指標
病院指標とは、厚生労働省が定める「病院情報の公表の集計条件等」(保険局医療課発、平成28年8月10日付事務連絡)により、自院ホームページ等での公表を求めている各種指標のことです。現在、以下の1~7の集計項目があります。
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別ならびに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞のICD別患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
DPCデータ(病院情報の公表)
- 令和5年度 昭和医科大学江東豊洲病院 病院指標
- 令和4年度 昭和医科大学江東豊洲病院 病院指標
- 令和3年度 昭和医科大学江東豊洲病院 病院指標
- 令和2年度 昭和医科大学江東豊洲病院 病院指標
- 令和元年度 昭和医科大学江東豊洲病院 病院指標
- 平成30年度 昭和医科大学江東豊洲病院 病院指標
- 平成29年度 昭和医科大学江東豊洲病院 病院指標
- 平成28年度 昭和医科大学江東豊洲病院 病院指標
- 平成27年度 昭和医科大学江東豊洲病院 病院指標
Ⅳ.医療の質 可視化プロジェクト
■医療の質可視化プロジェクトとは我が国の全病院を対象に、指標を活用して医療の質を可視化するプロジェクトです。病院の機能・規模等にかかわらず、本事業で検討した質管理に重要な指標を計測し、医療の質の更なる向上を目指すオールジャパンの取組です。
■目的
医療の質指標(医療安全、感染管理、ケア)に関連した代表的な指標を計測・可視化することで、経時的変化、他施設比較を通じて医療の質向上を目指します。
■対象
医療の質指標を用いた計測に関心のある全国の病院
■計測指標
医療安全 | ①転倒・転落発生率(件数) | 入院中に発生した転倒・転落の発生率を示しています。 |
②転棟・転落発生率(3b以上) | 入院中に発生した転倒・転落のうち、傷害が発生した率を示しています。レベル3bとは、濃厚な処置や治療を要したものをいいます。 | |
③肺塞栓の予防実施率(リスクレベル「中」以上) | 周産期の肺血栓塞栓症の予防行為の実施は、肺血栓塞栓症の発生率を下げることができます。 | |
感染管理 | ④血液培養2セット実施率 | 血液に細菌が侵入することは重篤な状況になるため、血液培養検査を行っています。検出率を上げるため、2セット以上行うことが望ましいとされています。 |
⑤広域抗菌薬使用時の細菌培養実施率 | 近年、薬剤耐性菌が増加して有効な抗菌薬が限られることが世界的な問題となっています。抗菌薬の適正使用には原因微生物の特定が重要であり、抗菌薬使用前の培養検査が必要です。 ※2023年度まではグラフの実施率には差があり、当院での計測手順がプロジェクトと異なっておりました。2024年度は同様の理由で計測しておりません。しかし、院内活動(ASTラウンド)での実施率は98%程度で適切な培養検査が実施できるように支援しています。 | |
⑥予防的抗菌薬投与率 | 術後感染症を予防するために抗菌薬を投与しています。感染症を起こしていない患者でも術中汚染による細菌量を生体防御できるレベルまでに下げることを目的としています。 | |
ケア | ⑦褥瘡発生率(d2以上) | 院内での入院中に発生したd2(真皮までの損傷)以上の新規褥瘡の発生率を示しています。 |
⑧入院早期の栄養ケアの実施率(65歳以上) | 入院早期に低栄養リスクを評価し、適切な介入を行うことは、在院日数の短縮や予防の改善につながります。 | |
⑨身体拘束率 | やむを得ない理由から、物理的身体拘束を実施した率を示しています。 ※当院での計測手順が2023年度まではプロジェクトと異なり、患者数ではなく拘束実施数となっていたため、高い数値となっております。 |