糖尿病・代謝・内分泌内科

診療科紹介

DSC02837(糖内・山岸)_加工済診療科長
山岸 昌一
健康寿命を延ばすトータル医療がモットーです
同窓会で数十年ぶりに再会した友人を見て、内心「ずいぶんと老けたな~」とか、「なんて若々しくて素敵なんだろう」と思ったりした経験がおありだと思います。また、同い年でも病気知らずのヒトがいる一方で、両手一杯の薬を飲まないと病気をコントロールすることができないヒトもいます。昭和大学糖尿病・代謝・内分泌内科では、健康で若々しく自立して生活できる期間(健康寿命)をできるだけ伸ばすため、この違いは、いったいどこから来るのか?また、どうすれば、老いのスピードをゆっくりとさせ、いつまでも心と身体の健康を維持できるか?について、日々、啓発活動や研究を行っています。

一連のこれまでの取り組みから、人間の身体を作っている屋台骨とも言えるタンパク質と貴重なエネルギー源である糖とが、過剰に反応することでタンパク質が糖まみれになり、変性、劣化してくることが老化の原因の一つであることがわかってきました。この糖が過剰にこびりついたタンパク質は、終末糖化産物(AGE;エージーイーと読む)と呼ばれ、AGEが身体の中に溜まっているヒトほど、糖尿病、心臓病、アルツハイマー病、がん、慢性腎臓病、脂肪肝、更年期障害、歯周病、不妊、白内障などの病気にかかりやすくなること、そして老化が急速に進行することが明らかにされています。糖尿病や予備群の方では、血糖値が上昇することからAGEの蓄積が進んでしまう可能性が高く、初期からの血糖管理と合併症のチェックが特に大切になってきます。
さらに、AGEは我々が日頃口にする食品の中にも含まれていて、食品中のAGEの7%ほどが体内に取り込まれてしまうことも明らかになってきました。一般的に、肉製品や脂肪に富む食材を高温で揚げたり、焼いたりした際、AGEが多く生成されることがわかっています。つまり、茶色の色目のついた食べ物には、AGEが多く含まれているわけです。一方、水分を多く使って長い時間をかけ、ゆっくりと蒸したり、茹でたりする調理法はAGEを生成させにくくなります。また、ブドウ糖に比べ、果糖(フルクトース)は約10倍AGEを形成しやすいため、フルクトースコーンシロップを多く含む炭酸飲料の過剰摂取にも気をつける必要があります。

我々は、世界に先駆けて血液中のAGEを測定する方法を確立させ、これまでに6,000名以上の方々のAGEを測ることで多くの老年病とAGEの数値が相関することを示してきました。また、最近では、身体に溜まっているAGE量を1分ほどで簡単に測定できる機械も開発され、この機械で測定したAGE値が高いヒトほど老化が進んでいる事がわかっています。昭和大学糖尿病・代謝・内分泌内科では、このような検査を行うことができ、体内の老化度を数値として具体的に知ることもできます。そして、AGEを溜め込まない食事や生活習慣に関してキメの細かい指導を受けることもできるのです。
昭和大学糖尿病・代謝・内分泌内科では、これまでテレビ、新聞、雑誌を通じて、AGEに関する啓発活動を行ってきましたが、これからも引き続いて最新の情報を発信していこうと思っています。また、我々は、動物モデルにおいて、AGEの作用をブロックする医薬品の開発にすでに成功しており、臨床応用に向けて寝食を忘れて研究にも取り組んでいます。一人でも多くの患者さんに幸せになって頂き、健康を保っていって頂けるよう医局員一同、努力して参ります。昭和大学糖尿病・代謝・内分泌内科に気軽に健康相談においで頂ければと存じます。

主な対象疾患

  • 1型糖尿病(急性1型糖尿病、劇症1型糖尿病、緩徐進行1型糖尿病)
  • 2型糖尿病
  • 二次性糖尿病(膵性糖尿病、内分泌疾患に伴う糖尿病、ステロイド性糖尿病等)
  • 妊娠糖尿病・糖尿病合併妊娠
  • 脂質異常症(家族性高コレステロール血症等含む)
  • 高尿酸血症
  • 甲状腺疾患(バセドウ病、橋本病、亜急性甲状腺炎、無痛性甲状腺炎等)
  • 下垂体疾患(先端巨大症、プロラクチノーマ、クッシング病、下垂体機能低下症、尿崩症、ADH分泌不適切症候群等)
  • 副甲状腺疾患(原発性副甲状腺機能亢進症、副甲状腺機能低下症等)
  • 副腎疾患(原発性アルドステロン症、クッシング症候群、サブクリニカルクッシング症候群、褐色細胞腫、副腎不全等)
  • 神経内分泌疾患(インスリノーマ、グルカゴノーマ、ガストリノーマ等)
  • 多腺性内分泌腫瘍
  • 性腺疾患

より細かな診療内容や特色の詳細

■老化物質AGEsの測定による包括的な老年病の管理・治療
■エビデンスに基づいた食事・生活習慣指導
■1型糖尿病患者とその家族を対象とした患者会(青空の会)を介した勉強会や交流会などの開催
■糖尿病教室の開催(毎月1回水曜日の午後)。医師、認定看護師、管理栄養士が講義をそれぞれ担当しており、糖尿病による合併症や日常生活や食事療法の注意点などについて講義を行う
■近隣開業医の先生方に受診している生活習慣病患者の食事指導を目的に、昭和大学病院ヘルシースクールの開催。患者をFAXで紹介していただき、患者は病院の受付をせずに管理栄養士の講演を無料で受講可能。
■内分泌疾患に関しては、原発性アルドステロン症に対する副腎静脈サンプリングや難治性バセドウ病に対するアイソトープ治療。
■インスリン治療が必要と判断されても入院することが出来ない患者へは外来でのインスリンやGLP-1製剤の導入を実践。
■クリニカルパスを用いた教育入院や手術前の血糖コントロールを目的とした入院。
■各種内分泌疾患の確定診断を行うための入院。
■当科においては以下の最先端の検査・治療が可能です。
  • AGEs測定による老化度のチェック
    約1分ほどで、体内に蓄積された老化物質AGEsを測定。老化度チェックとともに、日頃の生活習慣の見直しに応用可能。
  • 持続血糖モニター Continuous Glucose Monitor(CGM)、Flash Glucose Monitoring(FGM)
    血糖値を24時間連続して測定。これまで分からなかった食後高血糖や夜間低血糖などを把握でき、より質の高い治療を行うことが外来診療でも可能。また2020年4月より頻回インスリン療法施行中の患者さんにおいて保険適応が拡大され、従来の自己血糖測定から変更して自己血糖の管理の方法として使用することも可能となっています。
  • 治療持続皮下インスリン注入療法(CSII)
    24時間連続的にインスリンを注入するポンプを皮下に挿入することで、よりキメの細かい血糖コントロールが可能。インスリン注射の煩わしさから解放される。
  • パーソナルCGM機能を搭載したインスリンポンプ療法:Sensor Augmented Pump(SAP)療法
    低血糖および高血糖時にアラームで知らせてくれる機能が搭載されている。さらに「スマートガードテクノロジー(低血糖前一時停止機能)」により、低血糖を予測しインスリン注入を自動で一時停止することも可能。

専門外来

糖尿病・代謝・内分泌内科

  • 1型糖尿病外来
  • 内分泌外来
  • 妊娠糖尿病外来
  • 脂質異常症遺伝子検査外来(*完全予約制)

より細かな診療内容や特色の詳細

  • 1型糖尿病外来:1型糖尿病に対してFlash Glucose Monitoring(FGM)やSensor Augmented Pump療法(SAP療法)を使用することによって詳細に血糖変動を把握することを指導するとともに、管理栄養士と共にカーボカウントの指導をすることでより質の高い治療の実践
  • 内分泌外来:バセドウ病、橋本病などの甲状腺疾患や下垂体・副腎疾患、副甲状腺疾患などの内分泌疾患の診断・治療
  • 妊娠糖尿病外来:妊娠糖尿病、糖尿病合併妊娠に対して専門的に診療を行う妊娠糖尿病外来を開設し、産科と連携をとり血糖管理、出産後のフォローアップ
  • 脂質異常症遺伝子検査外来:脂質異常症の遺伝子検査に特化した専門外来を開設し、保険診療で原発性脂質異常症の遺伝子検査可能、遺伝子ベースで診断可能、認定遺伝カウンセラーによる遺伝子カウンセリング可能。

スタッフ紹介

 
常勤医師 役職専門領域 資格・所属学会 
山岸 昌一主任教授糖尿病・代謝・内分泌領域日本糖尿病学会糖尿病専門医・指導医・評議員
日本内科学会認定内科医・総合内科専門医・指導医
日本循環器学会循環器専門医
日本高血圧学会高血圧専門医・評議員・指導医
日本抗加齢協会理事
日本内分泌学会評議員
日本老年医学会代議員
日本抗加齢医学会理事
日本メイラード学会役員
日本糖尿病性腎症研究会幹事
脳心血管抗加齢研究会世話人
福井 智康准教授糖尿病・代謝・内分泌領域日本糖尿病学会糖尿病専門医・指導医・評議員
内分泌代謝・糖尿病内科領域専門研修指導医(暫定)
日本内科学会認定内科医・指導医
日本抗加齢医学会評議員
臨床研修指導医
森 雄作准教授・抗糖化寄付講座糖尿病・代謝・内分泌領域日本糖尿病学会糖尿病専門医・指導医・評議員
日本内分泌学会内分泌代謝科専門医・指導医
内分泌代謝・糖尿病内科領域専門研修指導医
日本内科学会認定内科医・総合内科専門医・指導医
日本動脈硬化学会評議員
日本抗加齢医学会評議員
小原 信講師糖尿病・代謝・内分泌領域日本糖尿病学会糖尿病専門医・指導医・評議員
日本内分泌学会内分泌代謝科専門医
内分泌代謝・糖尿病内科領域専門研修指導医(暫定)
日本老年医学会老年病専門医・指導医・代議員
日本内科学会認定内科医・総合内科専門医・指導医
日本抗加齢医学会評議員
臨床研修指導医
寺崎 道重講師・診療科長補佐糖尿病・代謝・内分泌領域日本糖尿病学会糖尿病専門医・指導医・評議員
内分泌代謝・糖尿病内科領域専門研修指導医(暫定)
日本再生医療学会再生医療認定医・代議員
日本内科学会認定内科医・指導医
日本生活習慣病学会認定管理指導医
日本内分泌学会評議員
日本抗加齢医学会評議員
臨床研修指導医
高橋 育克助教
糖尿病・代謝・内分泌領域日本内分泌学会内分泌代謝科専門医・指導医
内分泌代謝・糖尿病内科領域専門研修指導医(暫定)
日本内科学会認定医
臨床研修指導医
藤川 大輝
助教・医局長糖尿病・代謝・内分泌領域日本糖尿病学会糖尿病専門医
日本内科学会認定内科医
日本抗加齢医学会評議員
臨床研修指導医
大坂 直也助教・病棟長糖尿病・代謝・内分泌領域日本糖尿病学会糖尿病専門医
日本内科学会認定内科医
日本抗加齢医学会評議員
臨床研修指導医
八島 広典
助教糖尿病・代謝・内分泌領域日本糖尿病学会糖尿病専門医
内分泌代謝・糖尿病内科領域専門研修指導医(暫定)
日本内科学会認定内科医・総合内科専門医
日本抗加齢医学会評議員
臨床研修指導医
高橋 範之
助教糖尿病・代謝・内分泌領域
井上 彩助教
糖尿病・代謝・内分泌領域日本内科学会内科専門医
白神 佳枝大学院生
糖尿病・代謝・内分泌領域
石永 舞帆大学院生
糖尿病・代謝・内分泌領域日本内科学会内科専門医
音山 友里恵
内科専攻医・大学院生
糖尿病・代謝・内分泌領域
井上 直人
内科専攻医・大学院生
糖尿病・代謝・内分泌領域
袴田 悠暉内科専攻医
糖尿病・代謝・内分泌領域

黒川 育朗
内科専攻医
糖尿病・代謝・内分泌領域 
志村 浩平
内科専攻医
糖尿病・代謝・内分泌領域
 
 
非常勤医師 役職専門領域 資格・所属学会 
平野 勉名誉教授糖尿病・代謝・内分泌領域日本糖尿病学会糖尿病専門医・指導医・評議員
日本内科学会認定内科医
日本糖尿病合併症学会評議員
日本動脈硬化学会専門医・評議員
日本肥満学会専門医・評議員
日本生活習慣病学会評議員
谷山 松雄客員教授糖尿病・代謝・内分泌領域日本糖尿病学会糖尿病専門医・指導医・評議員
日本内分泌内分泌専門医・指導医
日本甲状腺学会専門医
島袋 充生客員教授糖尿病・代謝・内分泌領域 
長村 杏奈
兼任講師糖尿病・代謝・内分泌領域日本糖尿病学会糖尿病専門医・指導医
日本内科学会認定内科医・総合内科専門医
日本糖尿病妊娠学会評議員
臨床研修指導医
友安 雅子兼任講師
糖尿病・代謝・内分泌領域
日本糖尿病学会糖尿病専門医
日本内科学会認定内科医・総合内科専門医
小橋 京子 兼任講師糖尿病・代謝・内分泌領域日本糖尿病学会糖尿病専門医
日本内科学会認定内科医・総合内科専門医
広村 宗範兼任講師糖尿病・代謝・内分泌領域日本糖尿病学会糖尿病専門医・指導医
日本内分泌学会内分泌代謝科専門医・指導医・評議員
内分泌代謝・糖尿病内科領域専門研修指導医
日本内科学会認定内科医・総合内科専門医・指導医
日本抗加齢医学会評議員
臨床研修指導医
林 俊行兼任講師糖尿病・代謝・内分泌領域
日本糖尿病学会糖尿病専門医・指導医
日本内科学会認定内科医
日本動脈硬化学会専門医
新村 京子兼任講師糖尿病・代謝・内分泌領域日本糖尿病学会糖尿病専門医
日本内科学会認定内科医・総合内科専門医
長嶋 理晴兼任講師
糖尿病・代謝・内分泌領域日本糖尿病学会糖尿病専門医
日本内科学会認定内科医
中西 賀子
兼任講師
糖尿病・代謝・内分泌領域日本糖尿病学会糖尿病専門医・指導医
日本内科学会認定内科医
高田 道哉兼任講師
糖尿病・代謝・内分泌領域日本糖尿病学会専門医・指導医
日本内科学会認定内科医
野木 孝准
兼任講師
糖尿病・代謝・内分泌領域日本糖尿病学会専門医
日本内科学会認定内科医
九島 秀樹
兼任講師
糖尿病・代謝・内分泌領域
日本糖尿病学会糖尿病専門医
日本内科学会認定内科医・総合内科専門医
日本内分泌学会内分泌代謝科専門医
清水 弘行
兼任講師

伴 良行兼任講師糖尿病・代謝・内分泌領域日本糖尿病学会糖尿病専門医・指導医
日本内科学会認定内科医
日本内分泌学会内分泌代謝科専門医・指導医
日本甲状腺学会専門医
柏崎 耕一兼任講師糖尿病・代謝・内分泌領域日本糖尿病学会糖尿病専門医
日本内科学会認定内科医
笹森 寛人兼任講師糖尿病・代謝・内分泌領域 
小柳 博司兼任講師糖尿病・代謝・内分泌領域 

主任教授の紹介

昭和大学糖尿病・代謝・内分泌内科 山岸昌一
プロフィール
  • 1963年 新潟県上越市生まれ
  • 1989年 金沢大学医学部卒業
  • 1993年 金沢大学大学院医学研究科博士過程修了
  • 1995年10月より金沢大学医学部助手、その後講師を務め、1999年4月より米国ニューヨーク、アルバートアインシュタイン医科大学 内科研究員となる。2000年11月より久留米大学医学部内分泌代謝内科講師、その後同大学医学部内科学心臓・血管内科講師となり、2008年4月より、久留米大学医学部糖尿病性血管合併症病態・治療学講座准教授。
  • 2008年10月、久留米大学医学部糖尿病性血管合併症病態・治療学講座教授。
  • 2019年4月より、昭和大学医学部内科学講座糖尿病・代謝・内分泌内科学部門教授

業績
Nature, JCI, JACC, ATVB, Diabetes, Diabetes Care, JASN, Kidney Int, Diabetologia, JCEM, JACC-Imaging, FASEB J, JBC, Am J Pathologyなど620編(総インパクトファクター2,500点以上、被引用論文回数2万7,000回)

受賞歴
  • 2021年 日本抗加齢医学会学会賞
  • 2013年 ふくおか「臨床医学研究賞」
  • 2012年 日本抗加齢医学会研究奨励賞
  • 2009年 Best Reviewers of the Year 2008 of the Circulation Journal(第1位)
  • 2007年 久留米大学心臓血管内科同門会賞
  • 2005年 日本糖尿病学会リリー賞
  • 2003年 American Heart Association(AHA) Basic Science Award(Angiogenesis and Stem Cell Award)【最優秀賞】
  • 1997年 日本生化学学会北陸支部研究奨励賞

テレビ・ラジオ出演の紹介
  • 2006年8月7日−11日 TBSラジオ放送「明日も元気」
  • 2006年9月9日 TBSテレビ放送「人間これでいいのだ」
  • 2011年1月5日 NHK放送「ためしてガッテン」
  • 2011年7月13日 NHK生放送「あさイチ」
  • 2012年2月15日 NHK放送「ゆうどきネットワーク」
  • 2012年5月9日 NHK BSプレミアム放送「アフロディーテの羅針盤(コンパス)」
  • 2012年5月29日 テレビ朝日放送「たけしのみんなの家庭の医学」
  • 2012年6月12日 NHK BSプレミアム放送「写ねーる」
  • 2012年11月5日 TBSテレビ放送「私の何がいけないの?」
  • 2012年11月7日 NHK生放送「あさイチ」
  • 2013年5月31日 NHK四国放送「四国羅針盤」(アンチエイジングの秘訣を探る)
  • 2013年9月23日 TBSテレビ放送「ひるおび」
  • 2013年10月29日 TBSテレビ放送「ひるおび」
  • 2015年5月24日 TBSテレビ放送「夢の扉+」(老化の原因を取り除け!)スリランカIndependent Television Networkでも放送。
  • 2015年9月6日 BS朝日放送「たけしのみんなの家庭の医学」
  • 2015年10月26日 NHK生放送「あさイチ」
  • 2015年10月28日 フジテレビ生放送「ノンストップ」
  • 2015年10月31日 TBSテレビ生放送「サタデープラス」
  • 2015年12月26日 BS朝日放送「たけしのみんなの家庭の医学」
  • 2016年1月10日 タイ国営Thai-PBS放送「Dohiru」(ドゥーハイル)
  • 2016年5月31日 TBSテレビ生放送「ビビット」
  • 2016年7月6日 NHK放送「ガッテン」
  • 2016年8月30日 テレビ朝日放送「林修の今でしょ!講座」
  • 2017年11月16日 テレビ東京「主治医が見つかる診療所」
  • 2018年1月21日 日本テレビ「スクール革命」
  • 2018年2月23日 BS-TBS「健康科学ミステリー!”若返り”医療最前線」
  • 2018年6月28日 テレビ東京「主治医が見つかる診療所」
  • 2018年9月2日 BS-TBS「健康科学ミステリー!”若返り”医療最前線」
  • 2019年1月4日 テレビ朝日放送「グッド!モーニング」
  • 2019年1月30日 NHK生放送「あさイチ」
  • 2019年2月25日 テレビ朝日生放送「羽鳥慎一モーニングショー」
  • 2019年9月5日 テレビ東京放送「主治医が見つかる診療所」
  • 2020年2月12日 テレビ東京「ソクラテスのため息」
  • 2020年4月9日 NHKBS「美と若さの新常識」
  • 2020年7月2日 NHK生放送「あさイチ」
  • 2020年9月12日 日本テレビ放送「メレンゲの気持ち」
  • 2022年3月22日 NIKKEI医学講座「糖尿病と血管合併症」
  • 2022年9月24日 BS朝日「草野仁の名医が寄りそう!カラダ若返りTV」
  • 2022年12月7日 ニッポン放送「ドクターズボイス~根拠ある健康医療情報に迫る!~」

書籍の紹介
  • 「無理なく続ける!太らない・老いない・病気にならない 最高のルーティーン」ダイヤモンド社
  • 「糖」から学ぶ老いを撃退する生活術 Amazon Kindle電子書籍
  • 「老けない人は何が違うのか」 合同出版
  • 「AGEs研究の最前線」 メディカルレビュー社
  • 「ファーマナビゲーター 糖尿病編」 メディカルレビュー社
  • 「酸化ストレスナビゲーター」 メディカルレビュー社
  • 「エクセルナース 10 糖尿病編」 メディカルレビュー社
  • 看護師国試解析問題集「ナーパス」 メディカルレビュー社
  • 「生活習慣病診療に基づくCVD予防ハンドブック」 羊土社
  • 「ナースのための読み解く薬理学」 メディカルレビュー社
  • 「ナースが悩むQ&A」 メディカルレビュー社
  • 「糖尿病と酸化ストレス」 メディカルレビュー社
  • 「循環器医から寄せられる「糖尿病と血管合併症」に関する100の質問」 メディカルレビュー社
  • 「老けたくなければファーストフードを食べるなーー老化物質AGEの正体」 PHP新書
  • 「動脈硬化症の新しい診断・治療標的」 メディカルレビュー社
  • 「老化物質AGEを減らして若返る!」 宝島社
  • 「AGEsと老化-糖化制御からみたウェルエイジング-」 メディカルレビュー社
  • 「老けない人は焼き餃子より水餃子を選ぶ」 主婦の友社
  • 「早死にしない! 老ける食べ方 若返る食べ方」 永岡書店
  • 「老けないカラダになる」50の知恵」 メディアソフト社
  • 「老化物質AGEsワールドに迫る!アンチエイジングのための100の質問」 メディカルレビュー社
  • 老化物質AGEためないレシピ:ウェルエイジングのすすめ パンローリング社
  • 「exAGEハンドブック」 AGE研究協会
  • 「Q&Aで知るAGEとその測定器のすべて」 AGE研究協会
  • 「AGE攻略レシピ」 AGE研究協会
  • 「パッと探せる!糖質量ハンドブック食材・料理 1420」 西東社
  • Diabetes and Aging-related Complications Springer NY
  • 「AGEデータブック 数字でわかる老けない食事」AGE研究協会
  • 「老けないのはどっち?何を食べるか・どう食べるかで大差がつく」河出書房新社
  • 「体は顔から朽ちていく 小さなところからわかるカラダの重大サイン」ダイアモンド社
  • 「読むデトックスvol.2 糖化を防いで透析を防ぐ3つのアプローチ 基礎編」ダステック
  • 「読むデトックスvol.3 糖化を防いで透析を防ぐ3つのアプローチ 実践編」ダステック

外来担当医表

糖尿病・代謝・内分泌内科

医療従事者の方へ

診療実績
2023年度
外来患者数:27,842名(再診患者数:27,300名、初診患者数:542名)
入院患者数:408名(糖尿病=162名/糖尿病以外=246名)

2022年度
外来患者数:28,417名(再診患者数:27,957名、初診患者数:460名)
入院患者数:325名(糖尿病=153名/糖尿病以外=172名)
2021年度
外来患者数:29,145名(再診患者数:28,370名、初診患者数:775名)
入院患者数:302名(糖尿病=185名/糖尿病以外=117名)

研究内容

基礎研究
  • アンチエイジングから考える糖尿病診療 健康寿命延伸を目指したエビデンスに基づいた食事指導
  • 終末糖化産物受容体(RAGE)アプタマーによる糖尿病性大血管症の阻止
  • 終末糖化産物受容体(RAGE)阻害作用を有する機能性アプタマーによる糖尿病網膜症と癌の阻止
  • 糖尿病性腎症に対するRAGEアプタマーの保護的効果の検討
  • 糖尿病性血管合併症の病態解明に関する研究
  • 老化と老年発症疾患の分子メカニズムに関する研究
  • 糖尿病における癌の増殖、転移のメカニズム解明に関する研究
  • RAGEに対する機能性アプタマーを用いた骨血管代謝連関の制御に関する研究
  • 終末糖化産物(AGEs)とその受容体RAGEの各種病態への関与とその阻止
  • 新規抗酸化物質、色素上皮由来因子(PEDF)の生活習慣病治療への応用
  • 機能性アプタマーの開発と老年疾患への応用
  • インクレチン関連薬の心血管保護作用
  • インクレチンの動脈再狭窄抑制作用 
  • インクレチンの動脈硬化症に及ぼす影響
  • インクレチンのアンギオテンシンⅡ誘発心肥大抑制作用
  • インクレチンの腹部大動脈瘤抑制作用
  • SGLT2阻害薬の抗動脈硬化作用
  • DPP4阻害薬の抗炎症作用
  • 各種薬剤による細胞内シグナル制御機構の検討
  • インクレチン産生細胞と膵β細胞再生作用に関連する糖尿病治療戦略

臨床研究
  • 糖尿病合併症の新規バイオマーカーの同定ならびに当該診断薬の開発
  • 食事由来AGE(exAGE)を標的としたウエルエイジングの実践・指導
  • アンチメタボ、アンチエイジング作用をもつ機能性食品の開発
  • 1型糖尿病の成因研究と治療
  • 1型糖尿病に認める骨代謝異常
  • 糖尿病患者における骨粗鬆症と研究
  • 血糖変動と酸化ストレスを考慮した糖尿病治療
  • 強化インスリン療法と長時間作用型GLP-1アナログ製剤+時効型インスリン療法との無作為割り付け比較試験
  • 2型糖尿病患者におけるsmall dense LDL、HDL2-Cの臨床応用
  • SGLT2阻害薬の抗動脈硬化作用
  • リラグルチド長期使用による多面的作用
  • 妊娠糖尿病の臨床的特徴

医療連携・紹介制度について

高血糖を是正するためにインスリン治療が必要と判断されても入院することが出来ない患者へは外来でのインスリンやGLP-1製剤の導入も行っています。
入院では、クリニカルパスを用いた教育入院や手術前の血糖コントロールを目的とした入院、内分泌疾患の負荷試験など診断目的の入院を行っています。
持続血糖モニター(CGM)検査を入院だけでなく外来でも施行可能な診療体制を整え(水曜日~土曜日、土曜日~火曜日)、無自覚性の高血糖や低血糖を回避し、最良の治療を提供できるように努めています。
近隣の医療機関から血糖コントロールの依頼も多くあり、必要に応じてインスリン導入や薬物調整を行い、病診連携を行っています。