薬学研究科4年の石橋未央さんが日本薬学会第145年会で学生優秀発表賞を受賞
受賞・表彰#薬学研究科
日本薬学会第145年会は、場が異なる部会、学会、国、業種(薬学研究者、薬剤師)、研究手法(実験科学、情報科学)、世代などの様々な垣根を超え、お互いの情報を交換し、お互いをよく理解し、お互いの繋がりを強く・深くする場となることを願い、「薬学エコシステムの推進:異分野連携で拓く未来のイノベーション」をテーマに開催されました。
【石橋未央さんのコメント】
この度は、日本薬学会第145年会において学生優秀発表賞という栄誉ある賞を賜り、誠に光栄に存じます。本研究は医学研究科糖尿病・代謝・内分泌内科学分野および眼科学分野との共同研究であり、山岸昌一教授(糖尿病・代謝・内分泌内科学分野)、寺崎道重講師 (同)、齋藤雄太准教授(眼科学分野)をはじめ多くの先生方にご支援いただきました。
糖尿病網膜症は、成人失明の主な原因のひとつであり、糖尿病発症後10年で約30%の人が発症すると言われています。しかしながら現在、初期段階での治療が確立されておらず、新たな治療法や治療薬の開発が強く求められております。近年、酸化ストレスや炎症が糖尿病網膜症の進展に深く関与していることが明らかとなりつつあり、これらを標的とした治療法の開発が世界中で期待されています。本研究では、抗酸化作用と抗炎症作用を有する真菌由来化合物であるSMTP-44Dの糖尿病網膜症に対する効果と作用メカニズムについて、in vivoおよびin vitroの両面から検討を行いました。
当日は多数の先生方よりご質問やご助言を賜り、誠に有意義な時間となりました。頂戴したご意見のひとつひとつが今後の研究を進める上で大きな糧となるものと実感しております。この度の貴重な経験を踏まえ、より一層研究や教育にも精進して参ります。
最後になりますが、本研究にあたり日頃よりご指導を賜りました野部浩司教授(薬学研究科薬理学分野)、柴田佳太准教授(同)をはじめ、薬理科学研究センターの先生方に深く感謝申し上げます。今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
糖尿病網膜症は、成人失明の主な原因のひとつであり、糖尿病発症後10年で約30%の人が発症すると言われています。しかしながら現在、初期段階での治療が確立されておらず、新たな治療法や治療薬の開発が強く求められております。近年、酸化ストレスや炎症が糖尿病網膜症の進展に深く関与していることが明らかとなりつつあり、これらを標的とした治療法の開発が世界中で期待されています。本研究では、抗酸化作用と抗炎症作用を有する真菌由来化合物であるSMTP-44Dの糖尿病網膜症に対する効果と作用メカニズムについて、in vivoおよびin vitroの両面から検討を行いました。
当日は多数の先生方よりご質問やご助言を賜り、誠に有意義な時間となりました。頂戴したご意見のひとつひとつが今後の研究を進める上で大きな糧となるものと実感しております。この度の貴重な経験を踏まえ、より一層研究や教育にも精進して参ります。
最後になりますが、本研究にあたり日頃よりご指導を賜りました野部浩司教授(薬学研究科薬理学分野)、柴田佳太准教授(同)をはじめ、薬理科学研究センターの先生方に深く感謝申し上げます。今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
