産学官・産学金の連携

産学官連携室発足

昭和大学の教育理念は、医系総合大学の特徴を生かし、専門領域の高度な知識と技能を身につけるとともに、真の医療人たりうる資質を磨き上げることである。さらに、現代の大学には、人材の育成と学術研究のみならず、産業界並びに公的機関等との連携により研究成果を知的財産として活用し、産業の発展に直接寄与することを通じて社会の発展に貢献することが求められている。そこで、昭和大学(学)は、産業界(産)、公的機関(官)等との交流を積極的に推進し、大学の教育と研究はもとより、それらの成果を社会に還元し貢献することを重要な使命と考えている。このような大学の使命を認識した上で、産学官連携と社会貢献を追求し、社会的存在としての大学の役割を果たすため、2014年4月に産学官連携ポリシーを制定し、この連携を戦略的に推進するために産学官連携委員会を設置し、その事務担当部署として産学官連携室が発足した。

現在までの主な活動

(1)昭和大学の産学連携
 東京都医工連携HUB機構共催 昭和大学臨床ニーズマッチング事業

2020年
  1. 水薬内服スポイト(日本山村硝子株式会社)

2021年
1.  医療用麻薬管理金庫(タキゲン製造株式会社)
2.  保冷剤固定具 (契約締結準備中)
3.  耳が痛くならない鼻カニューラ補助具 (契約締結準備中)
4. 鼻や咽頭を観察する簡易的な内視鏡及びAI診断装置 (契約締結準備中)


(2)医療機器展示会の開催

2016年6月に上條講堂にて企業による機器の展示会を行った。19社が展示を行い、医師・歯科医師をはじめとする60名が参加し、機器についての説明のみならず、種々の討論が行われた。