乳腺外科

診療科・センター紹介

乳腺外科 千島教授診療科長
千島 隆司
現在、日本における乳がんの罹患者数は年間10万人と言われています。特に、乳がんは40歳後半から50歳代で罹患率が高く、職場でも家庭でも中心的な役割を担う世代で発症するのが特徴です。その一方で、85%の乳がん患者さんは病気を克服して「もとの人生」へ戻ることができるようになりました。これからの乳がん診療は、治療だけではなく「がんが治った後の生活」も考えた患者支援が必要となってきます。
2023年4月に新設した当科では、乳腺専門医(乳腺外科)、がん薬物療法専門医(腫瘍内科)、放射線治療専門医(放射線科)、形成外科専門医(形成外科)に加え、がん看護専門看護師、がん化学療法認定看護師、がん専門薬剤師などのがん治療の専門家がチームを作り、患者さんが安心・安全に乳がん治療を受けられるような環境作りに取り組んでいきます。

主な対象疾患

  • 悪性疾患:乳がん(男性乳がんも含む)、間質肉腫、血管肉腫などの乳腺悪性腫瘍
  • 良性疾患:線維腺腫、葉状腫瘍などの乳腺良性腫瘍、乳腺炎、乳輪下膿瘍、乳腺症、乳頭異常分泌、ホルモン異常による乳房痛、女性化乳房症、腋窩リンパ節腫大
  • 二次乳がん検診(精密検査):腫瘤、石灰化病変に対する組織診断

スタッフ紹介

医師名
役職 
専門分野
資格
千島 隆司
ちしま たかし
教授
乳腺疾患一般、乳がん検診 日本乳癌学会:評議員・乳腺専門医・指導医、
日本外科学会:外科専門医・指導医、
日本遺伝性腫瘍学会:遺伝性腫瘍専門医、
日本乳癌検診学会:評議員、
日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会:評議員、
日本サイコオンコロジー学会:代議員、
日本消化器外科学会:認定登録医(専門医)・指導医・消化器がん外科治療認定医、
日本がん治療認定医機構:がん治療認定医、
日本乳がん検診精度管理中央機構:検診マンモグラフィ読影認定医、
乳房超音波検診実施・判定医、
日本医師会:認定産業医、
米国癌学会(AACR): Active Member、
米国臨床腫瘍学会(ASCO) :Active Member
小松 奈々
こまつ なな
助教 乳腺疾患一般、乳がん検診 日本外科学会:外科専門医、
日本乳癌学会:乳腺専門医、
日本乳がん検診精度管理中央機構:検診マンモグラフィ読影認定医、乳房超音波検診実施・判定医
松柳 美咲
まつやなぎ みさき
助教乳腺疾患一般
検診マンモグラフィ読影認定医師
矢野 央子
やの ひさこ
助教 乳腺疾患一般、乳がん検診 日本乳がん検診精度管理中央機構:検診マンモグラフィ読影認定医

外来担当医表

乳腺外科

医療従事者の方へ