救急診療科

診療科紹介

救急診療科は救急科専門医・指導医、プライマリ・ケア認定医・指導医、総合内科専門医などの複数の資格をもつ医師が、院内の各診療科の医師・研修医と連携して救急外来診療をおこなっています。
救急診療科は『昭和大学の窓口』として、救急車で来院される方、地域の医療機関からの紹介された方、直接来院される方の診断とその後の治療がスムーズに進行するように初期対応をおこないます。また、医療が高度に専門化・細分化される中で、さまざまな傷病の患者さまがスムーズに治療をうけていただけるよう、院内のコーディネーターの役割も兼ねています。
救急要請のたらい回しが社会問題となる中、当院の救急応需率を向上させ、さらに城南地区の医療に貢献することを目指しています。
DSC05847(救診・垂水)_加工済診療科長
垂水 庸子

スタッフ紹介

医師名役職資格
垂水 庸子
准教授・診療科長
日本内科学会 総合内科専門医
日本救急医学会 救急科専門医
日本プライマリ・ケア連合学会 プライマリ・ケア認定医・指導医
八木 正晴
准教授
・診療科長補佐
(救命救急科兼任)
日本救急医学会 救急科専門医・指導医
井上 元
杉本 達也
山荷 大貴
菊地 一樹
柳澤 薫
島田 拓哉
富田 佳賢
助教
(救命救急科兼任)

その他 14名各診療科から
3カ月ずつ出向

その他1名各診療科から
毎日日替わりで出向


医療従事者の方・患者さんへ

診療実績

1・2次救急 診療実績2023上

【救急外来を受診される患者さん・ご家族の方へ】
 救急外来には様々な重症度・緊急度の病気やけがの患者さんが受診されます。一方、開院時間(平日日中)と違い、夜間・休日では診療に携わる医師、看護師、医療スタッフの数が少なく、実施できる検査の種類も限られます。
 症状が出て間もない段階で患者さんが受診された場合には、検査の結果が特定の病気に特徴でないことも少なくなく、当院のような大きな病院であっても、救急の場で全ての病気やけがを確実に診断することは難しいと言わざるを得ません。
 こうした「医療の不確実性」を補うのが、「経過を見ること」です。患者さんの症状の変化を慎重に追うことで診断の助けとなったり、治療方針の適切な変更に結びつけることができるため、当院では積極的に一泊経過観察入院を勧めています。
 症状が安定しご帰宅された患者さんにおかれましても、数日間は症状の変化を注意深く観察していただき、適宜治療方針が修正できるようご協力をお願い致します。処方された薬を使用しても症状が悪化している、顔色が悪い、呼吸が荒い、意識がもうろうとしているなど何か気になる点があれば、躊躇せず当院救急外来にご相談ください。そして翌日(金・土曜日の場合は月曜日)以降も症状が持続している場合には、当院またはかかりつけの医療機関をご受診いただくようお願い致します。

 また、救急外来で撮影したCTやMRIなどの画像については、当日担当医が確認しその結果をお伝えしますが、確認の内容は主に受診された症状に関連する異常の有無に限られ、すべてを指摘しきれないことがあります。
 当院では、翌日以降に放射線科医が精密な画像読影を行いますので、その読影の結果、治療の必要な異常が見つかった場合には、今後受診を予定されている診療科や医院の医師にお伝えするか、患者さんまたはそのご家族に電話で(診療申し込みの際に届けていただいたご連絡先へ)連絡を差し上げます。近年の社会状況を考慮し、ご帰宅の際に連絡元の番号をお知らせしておりますので、当該の番号から連絡があった際には電話にお出になるか、折り返しのご連絡を下さいますようご協力をお願い致します。