泌尿器科

診療科・センター紹介

泌尿器科_冨士幸蔵診療科長
冨士 幸蔵
横浜市北部医療圏の基幹病院として泌尿器腫瘍や結石、感染症など泌尿器科疾患全般に対応しています。現在、泌尿器科医7名(うち泌尿器科専門医・指導医3名、泌尿器科専門医1名)で、年間約400件の手術を行っております。なかでも腎、膀胱、前立腺をはじめとする泌尿器科悪性腫瘍(がん)症例が多く、地域がん診療拠点病院としての重責を全うすべく、手術、抗癌化学療法、放射線治療などを用い診療しています。

診療体制

初診は月曜日から土曜日の午前に対応します。原則として紹介状をお持ちいただきます。予約制です。​

診療方針

高齢化が進む中、排尿障害や尿路感染症などの良性疾患のみならず、前立腺癌や膀胱癌など泌尿器悪性疾患も増加傾向にあります。患者とのコミュニケーションを重視し、患者のニーズに即した治療方針の選択を心掛け日々の診療に当たっております。手術では経尿道的内視鏡手術や腹腔鏡手術などの低侵襲手術を積極的に行っておりますが、必要とあらば開腹による拡大手術も辞さず、安全性と有効性の両面を考慮した手術法を患者に提示しております。癌に対する化学療法では従来の抗がん剤だけでなく、最新の免疫チェックポイント阻害薬も使用し日常生活の質や活動性をできるだけ維持できるよう努めています。

特徴的な診療領域

  • 腎癌、腎盂・尿管癌は腹腔鏡での手術が多く、年間約40例の腹腔鏡下手術(腎摘除・部分切除術、腎尿管全摘術)を行っています。進行例に対する開腹手術にも対応しています。
  • 膀胱癌には年間約130例の経尿道的腫瘍切除術、約10例の膀胱全摘除術を行っています。
  • 前立腺癌の診断では合併症の少ない経会陰的生検を年間約260例行い、約100例が前立腺癌と診断されています。治療は病状や御本人の希望を勘案して決めていますが、年間10人に前立腺全摘、60人に放射線療法を行っています。ロボット支援手術や密封小線源療法は昭和大学病院、昭和大学江東豊洲病院と連携して行っています。最近は治療せずに経過観察する監視療法も増えています。 
  • 尿路結石症では病状に応じて外来、入院での治療を行います。経尿道的内視鏡による砕石術は年間約50例に行っています。
  • 排尿障害に対しても積極的に取り組んでいます。特に前立腺肥大症の手術には出血量の少ない経尿道的前立腺核出術を年間約30例に行っています。
  • その他の泌尿器疾患に対する手術、化学療法、放射線療法なども幅広く対応しています。

主な対象疾患

  1. 腎細胞癌、腎盂・尿管・膀胱の尿路上皮癌、前立腺癌、精巣癌、陰茎癌(手術、放射線療法、化学療法) 
  2. 尿路・男性生殖器の炎症性疾患 (腎盂腎炎、膀胱炎、前立腺炎、精巣上体炎)
  3. 排尿障害(前立腺肥大症、神経因性膀胱、過活動膀胱)
  4. 尿路結石症(腎結石、尿管結石、膀胱結石)
  5. 女性泌尿器疾患(尿失禁、間質性膀胱炎)

スタッフ紹介

医師名役職専門分野資格
嘉村 康邦
よしむら やすくに
教授女性泌尿器科
排尿障害
日本泌尿器科学会専門医・指導医
日本排尿機能学会代議員・教育委員・認定医
日本女性骨盤底医学会幹事・編集委員
日本骨盤臓器脱手術学会副理事長
アジア太平洋女性泌尿器科学会(APUGA)役員
冨士 幸蔵
ふじ こうぞう
教授泌尿器一般日本泌尿器科学会専門医・指導医
日本排尿機能学会認定医
日本透析医学会認定医日本がん治療認定医機構:
がん治療認定医・暫定教育医
齋藤 克幸
さいとう かつゆき
講師泌尿器一般日本泌尿器科学会:専門医・指導医
日本がん治療認定医
松原 英司
まつばら えいじ
講師泌尿器一般日本泌尿器科学会:専門医・指導医
泌尿器腹腔鏡技術認定医
林 圭一郎
はやし けいいちろう
助教泌尿器一般日本泌尿器科学会:専門医・指導医
日本がん治療認定医
日本性機能学会:専門医
黒川 一平
くろかわ いっぺい
助教泌尿器一般日本泌尿器科学会専門医
小泉 真太郎
こいずみ しんたろう
助教泌尿器一般
冨山 尭弘
とみやま たかひろ
助教泌尿器一般
麦田 稔貴
むぎた としき
助教泌尿器一般

外来担当医表

泌尿器科

医療従事者の方へ

研究内容

尿路性器腫瘍に関する臨床的研究
  1. 前立腺癌:局所進行癌や内分泌療法抵抗性前立腺癌に対する新規ホルモン治療薬や新規抗癌剤の臨床的検討を行っています。
  2. 転移性腎癌:分子標的治療薬や免疫チェックポイント阻害薬の臨床研究を行っています。
下部尿路症状(LUTS)に対する臨床的研究
前立腺肥大症や過活動膀胱、夜間頻尿に対する臨床的検討を積極的に行っています。

医療連携・紹介制度について

泌尿器科疾患全般に対応し、患者のニーズと状態に即した診療を心掛けております。ご紹介頂きました先生方へは迅速な対応、診療結果の詳細な報告を行うとともに、病状が安定した患者さんの治療継続をお願いしております。その際には当院での診療内容や今後の方針などについてのご報告もさせて頂きます。ご不明の点があれば何なりとお問い合わせください。皆様とともにより充実した地域医療を目指したいと思っておりますので宜しくお願い致します。