産婦人科

お知らせ

診療科・センター紹介

市塚清健 医師診療科長
市塚 清健
当院では、周産期学、婦人科腫瘍学、内視鏡手術などの専門分野のみならず、女性の一生を取り扱う「女性科」として、すべての年代における産婦人科疾患の早期発見・治療と健康管理を行うことを目標としております。
産科診療においては多くの診療科を有する大学附属病院の特色を生かし、合併症を有する妊娠、分娩管理についてはそれぞれの疾患に合わせ、該当診療科、センターなどの協力を得て診療にあたります。特に生殖年齢女性に比較的多く見られる甲状腺疾患や膠原病などはそれぞれ甲状腺センター、母性内科担当医師と、最近増加傾向にあるメンタル合併妊娠についてはメンタルケアセンターとそれぞれ協同して診療にあたって参ります。NICUもございますので母体搬送も積極的に受け入れています。出生前検査や出生前診断については臨床ゲノム遺伝センターと緊密に連携して診療に当たっています。胎児異常が疑われる場合には超音波やMRIを駆使し胎児診断を行い対応いたします。胎児胸水や胎児貧血などでは胎児治療も行います。また、無痛分娩の要望の高まりを受け、昨年から当院でも麻酔科医師の麻酔管理の元で条件を満たす無痛分娩をご希望される妊婦さんに無痛分娩も開始いたしました。
婦人科診療では従来からの子宮筋腫などに対する内視鏡手術に加えさらに体に負担の少ないロボット手術も開始いたしました。
急性期疾患については、治療後地域医療機関と連携して積極的に逆紹介あるいはかかりつけ医を紹介し、横浜市北部地域の中核病院として機能するよう心がけています。

外来担当医表

産婦人科

診療実績

2022年                                                                   (件)
手術数 良性開腹手術合計 (帝王切開は除く)   49
腹腔鏡下手術(含悪性)合計  219
悪性腫瘍手術合計 67
経腟的手術合計(頸管縫縮術、流産手術は除く) 91
子宮鏡下手術合計 63
周産期症例
 
分娩数(22週以降) 953
帝王切開   371
吸引分娩   41
鉗子分娩   33
頸管縫縮術   15
早産数 97
流産手術  28

無痛分娩について

当院では2022年11月より無痛分娩を開始しました。
無痛分娩には、陣痛が始まり、分娩が始まったことにより入院してから麻酔を行ういわゆる”オンデマンド”型と、分娩が始まる前に入院し、自然に陣痛が来る前に陣痛を促しながら、麻酔を行う”計画無痛分娩型”がありますが、当院では”計画無痛分娩型”を導入しています。
無痛分娩の対象は「条件を満たした経産婦さん」としております。
尚、無痛分娩を行う際には実施可能な条件や人数制限もございますので、ご希望される場合は外来担当医までご相談下さい。​

無痛分娩施設情報